テーマ:糖尿病(2603)
カテゴリ:たんなる日記
昨日は夫の実家に行ってきました。
糖尿病性腎症を患う義母の病状が気になっていましたが、 数ヶ月前会った時よりも元気で、ちょっとほっとしました。 先日行った血液検査の結果もよかったみたいで、次からは薬が減るそうです。 どうにか現状維持でいてくれて長生きしてくれることを祈っています。 ちなみに義母だけではなく、症状は軽いですが義父、義兄も糖尿病です。 前に務めていた会社にも数人糖尿病の方はいました。 身近にいるせいか、糖尿病について話す機会もあり、 そのたびにつくづく思いますが糖尿病は本当に怖い病気です。 私みたいに痛みが伴う病気は、痛いので病院に必ずいきますが、 糖尿病は痛みもなく気づかないうちに進行して血管をぼろぼろにしていき、 毛細血管に障害がおきると、三大合併症といわれる網膜症、腎症、神経障害がおきます。 合併症がおきる前ならば、食事制限、運動、痩せるなどで改善は可能ですが、 糖尿病性腎症などを発症してしまうと、運動はできず、 塩分、たんぱく質、カリウム、水分などの厳しい食事制限のみの治療に入ります。 私も勉強して驚いたことですが、糖尿病性腎症になると糖尿病食ではなく腎臓病食になるので、 たんぱく質が減る分エネルギーを補給するために、 糖尿病の時にはだめだった、糖分、油分をとるようにします。 つまり糖尿病の時は”てんぷら”などはだめだったのに、 糖尿病性腎症になると”てんぷら”がOKになるんですね。 糖分、油分がOKになるとはいえ、やはり塩分がカットされるというのは味気ない食事です。 またメインになる魚や肉にはたっぷりと、またご飯にもたんぱく質を含んでいます。 そのたんぱく質をカットするというのも結構きついものです。 またこれは症状の段階にもよりますが、カリウム制限も入ると ヘルシーといわれている野菜や海藻もだめになってしまいます。 しかしこれらの食事制限を守らないと、最終段階の人工透析となり、 週に数回、3時間~5時間の透析を行わないといけなくなります。 ちなみに糖尿病による人工透析をやっている方の平均寿命は5年。。。 なんて短い数字なんでしょう。。 また恐ろしいことに合併症は複数発症するもの・・脚も目もそして腎臓もってこともおこりうる。 糖尿病なんだよね~といいながら、食事をばくばく食べている人を見ると、 本当にこの怖さを知っているんだろうかといいたくなりますが、 漢方の先生にきいたら、”食事制限できないことからが病”なんだと教わりました。 よっぽどの自分の意思、または周りの協力なしには治らない病気なのかと思うと、 本当に恐ろしい病です。 夫は糖尿病家系。 今のところは大丈夫ですが人ごとではないので、野菜中心のご飯、 また2人そろって運動するように心がけたいと思います。 ぽちっと押してね↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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