たき火の思い出
昨日の庭木の剪定後のこと。ふだんならすぐに剪定ゴミを捨てる準備をするところでしたが、今年はそうはならず、太めの枝の部分を用意しておいたポリバケツの中に切り落として、今後のたき火用の燃料として準備をしていました。かなり手間がかかる作業でしたが、何気に楽しい・・・それは、本来ならゴミとして破棄されるべきものに、新たな価値を見いだすことができた・・・そんな喜びがあったからかもしれません。でももう1つ、理由がありました。それは、たき火にある思い出があったからです。幼少期、実家のお風呂が薪で沸かす風呂だったところに、そのルーツがあるのかもしれません。小学校低学年くらいだったでしょうか。お風呂のたき付けは亡くなった祖母がよくやっていました。その脇で母が夕食の準備をしていて、私は風呂釜の炉の前に座り、火の守をする・・・そんな役回りでした。パチパチと爆ぜる火を見ながら、その日にあった出来事をいろいろと母親に話をしていました。その日に返ってきたテストの結果なども、母親に見せて、即焼却してましたね〜(笑)。最後の見直しみたいなものでした。その日にあった楽しかったことなどを母親にすべて出し切って、幼いころの1日が無事に終了していたような気がします。ゆれる炎の暖かさは、そんな遠い日々を思い出させてくれます。あの暖かさをまた体験できる・・・そう思うと、庭木の剪定で燃料を調達することくらい、全然苦にならないちちおにんなのでした。ノスタルジックな気分に浸れるな、また・・・・あの時のように。*へぇ~とか、うんうんと思われたら、こちら↓をポチッとおねがいします!*にほんブログ村