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ちゃいにーずティー

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2003.07.23
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イギリスにきて2週間、ロンドンでまさにホリデー気分真っ盛りの私に非情な辞令が下った。コベントリーという、パブ以外ほとんど何もアトラクションのない街で語学学校に通いながら6週間も過ごさなければならない、というのだ。

2時間のワゴンの旅を終えて、コベントリーの地に降り立った私と仲間の6人はまさに唖然…。ゴダイバ像という女騎士が馬に乗ったブロンズ像以外は、まさに何もないゴーストタウン(←そこまで言うか?)。

それぞれ個々にホストファミリーの家に送られ、一人一人みんなが降りていくのを見送り、なぜか最後まで取り残され…、そして、エスターとのご対面。

タバコをスパスパ吹かしながら、私の目を見ずに話す彼女に始めかなり緊張したが、蓋を開けてみれば、気の優しい、アイリッシュ(アイルランド人)のオバちゃんであった。そして、彼女は以後私にとってかけがえのない人となるのである。

コベントリーでの思い出といえば、クラビング。ディスコなんて日本でも行ったことのない私は(カラオケは毎晩だったけど…)、最初イタリア人のハイテンションについていけず、「クラブ!?、ノーノー!」と言っていたにもかかわらず、一度行ってしまうと、癖になり、その後週2くらいで通うハメになってしまった…(笑)。

また、コベントリーは、イギリスのちょうど真ん中、旅行するには格好の場所に位置しており、ウエールズだ、ケンブリッジだ、ウオーリック城にストラットフォードアポンエイボン(シェークスピアの生地)や~とかなり楽しんでおりました。

6週間の滞在中にボランティア先から手紙が来ました。それは、まさに、私の人生を変えてしまう手紙だったのです。そこに、まさか将来の旦那が待っているとはつゆ知らず…。6週間後の日曜日、エスターと涙の決別をした私は、コベントリーを旅立ったのでした。







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最終更新日  2003.08.07 18:59:13
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