谷川岳馬蹄型縦走しようと思ったけど疲れてエスケープしちゃいましたラン というかほぼハイキング
今日も猛暑予報でしたね。私は始発で高崎〜水上〜土合と乗り継いで、かねてよりチャレンジしようと思ってた谷川岳馬蹄型縦走を試みました。電車の窓から見える谷川岳あたりはなんかガスってる。今日は山の日だったからか、高崎から電車混みまくり。土合駅といえば地下深くのホームが有名ですね。電車降りてまず長い階段を登るという試練があります。幸か不幸か、混みまくりでしたが私は登るのが早くてほぼ一番乗り。そのまま快適に出場。そしてナビに入れておいたルートを辿ります。今回は土合駅から反時計回りのルート。朝日岳側から周って谷川岳を目指すパターンです。白毛門の登山口。コースは分かりやすく、そのまま進めば問題なしでしたが早速暑い。そして登りが急。スタートから5、6キロで1,200メートルぐらい登る感じでいきなり滝汗からのふともも疲れ。しかもしばらく蚊なのか何かわからない小さい虫が顔回りを飛びまくってかなり不快な感じで登りました。おにやんま君持ってくればよかった。しばらく登って少し涼しくなってきたなというあたりからトンボがたくさん飛ぶようになってきて、小虫はいなくなりましたね。快適な環境になるもすでに疲れが・・・とりあえずあの辺りを目指す。今回のコースは総距離27キロぐらいで累積標高も2,700ぐらいの設定なので、かなり登りの強度が高いのは分かってました。そしてこの登りも最初にガツン、最後にガツ、ぐらいの感じだとイメージしてました。そして朝日岳は結構すぐ辿り着けると思いきや、まあ登っても登ってもつかない。というか、結構来ただらコレ、と思ってもまだ3キロとかそんな感じで、かなり心を挫かれました。また、登る前から分かってましたが、電車から見た谷川岳あたりは山頂にガスがかかってました。ということで、日照りが心配だった稜線はガスで薄暗くなんだったら少し寒目ぐらい。この快適な環境を活かすことが出来ず・・・天気良ければ美しい稜線だったんだろうな、でも日照りだと大変だなとか思いながらゾンビ状態で何とか朝日岳まで辿り着きました。朝日岳後ぐらいからは最初は木の足場があったので後は快適ハイキングコースなのかと思いきや、この小屋でジュース買えると思ってウキウキしてたら送電線作業者専用の立派な小屋でした。この後がかなりの笹地獄。まずは登り。どなたかが刈ってくれたであろう笹の葉がコースに敷き詰められており、地面の状態が分からなかったり滑ったりも結構ありましたね。藪漕ぎ状態で足元もよくわからずに進む感じ、背が高くない私には顔の高さまで笹に攻め込まれるゾーンも結構ありました。短パンだったので当然下半身は痛痒い。誰も来ないのかな。水分はかなり多めに持ってたし、暑くなかったので余裕ありましたが、そして蓮峠の山小屋でジュース買えるとの噂だったので、スポドリとコーラを買って・・みたいなシミュレーションをしながら進み、見つけました!が、小屋に着いたらなんと誰もいない。お客もお店の人も。不在とのこと。残念。とりあえず椅子があったので補給食と水分を摂って少し休憩しましたが、すでに午後1時半ぐらいになっており、このペースだと谷川岳登って降りると夕方6時とかになりそうな気がし、ここで完全に気持ちが途切れました。谷川岳、土合方面ではなく、土樽駅方面の7、8キロただ降るのみのコースに行っちゃいました。結構コース狭いところ多くところどころで足を取られたりコース外に落ちそうになったりしながらも、ところどころにあった水場や小川でひんやりは気持ちよかった。このルート、川沿いをずっと降るのですが、途中で雨が降ってきて、最近よくある急な豪雨て川の水位上がったら流されたりしないかとか不安になりつつ、でも足元滑るし踏ん張り効かないしの状態で何とか降りて、ロードに到着。何気なく土樽駅の時刻表確認したら次の電車が20分後に出発、その次は2時間待ちと出たので、焦って走って駅まで何とか辿り着き、急いで汗まみれの服を着替えてギリ電車に乗って、あとはゆっくり在来線乗り継ぎで帰宅の途につきました。今回はこんな感じの道のりでした。あと10キロぐらい、700メートルくらいを頑張る気力が出ませんでしたね。練習不足の影響もあると思いますが、想定以上にキツく時間がかかってしまい、最近の大会リタイヤしまくりもあって何だか自信喪失気味です。もう寒い時期&短い距離限定でITRAポイントとかも気にしないファンランおじさんになろうかな。そして谷川岳が結構事故や遭難が多い山だというのがよくわかりました。谷川岳には行ってませんが周りの山々が決して楽なものではなかったので・・・ちゃんとガイド見てしっかり準備して無理せず万全の体制で臨まないといけないですね。尾瀬・日光・谷川岳 (ブルーガイド) [ 西田省三 ]