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昭和19年(1944年)6月6日、イギリス南海岸に集結していた、アメリカ・イギリス軍に自由フランス軍などを加えた連合国軍は、イギリス海峡を渡って、フランス・コタンタン半島のノルマンディに上陸作戦を開始しました。 連合国軍最高司令官は、のちにアメリカ大統領となったアイゼンハウアー。上陸軍団の最高指揮官はイギリスのモントゴメリー元帥。迎え撃つドイツの司令官は、ルントシュテットとロンメルの両元帥。 アメリカ戦艦ネバダの艦砲射撃 作戦は、夜間の落下傘部隊の降下から始まりました。これは、ドイツ軍が、海岸線に沿って多数の地雷を埋設していたからです。続いて上陸地点への艦砲射撃と空爆。次いで上陸用舟艇による敵前上陸敢行。 敵前上陸する連合軍兵士 上陸軍は次々に送り込まれ、最終的には総勢300万に達したそうです。史上最大の上陸作戦でした。 連合軍の揚陸(オマハ・ビーチ) これに対して、ドイツ軍は必死に抵抗しました。このため、連合国軍は、ノルマンディ地方全域の占領に、2ヶ月以上を要しました。 しかし、こうして、フランスに西部戦線ができたために、ドイツ軍はヨーロッパの東西両面で戦闘することになって、両戦線とも次第に退却を余儀なくされました。 同年8月24日、パリのドイツ軍降伏。フランスの首都パリは解放されました。ヴィシー政府は崩壊し、自由フランス軍の総帥ドゴールは、パリに臨時政府を樹立しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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