4月といえば大学は新入生でごった返しています。今まで比較的すいていた電車やバスが、そして学内の学食や本屋さんなんかが大混雑となります。おかげで、最近は車での通勤です(ま、天気が悪かったからでもありますが)。
そしてこんな光景もゴールデンウェークを越えるころになると徐々に人口が減ってまいります。毎年の光景なのでタカをくくっていますが、しかしふと考えれば「本当にそれでいいのか?」と考えます。結局のところ、学生は学校に来ていない。学校に来るよりも別のことに価値を見出してしまっているのかもしれません。だとしたら、学校側としては由々しき事態と考えなければなりませんね。とある大学では毎日の出席が義務化されている大学もあります。相当厳しいらしいのですが、学校としては授業をサービスと位置づけ教員にも休講を許していないそうです。これも近年の状況を考えれば、かなり有効な手段ではないかなと思います(そしてひそかにパクろうと考えていますが・・・)。
一方、今日とある教員と話をしたときに出てきたのが「昔は、全く休講しない教員は『けしからん』と学生は言ったよなあ」学生の立場としては、休講になるとちょっとうれしくなりましたね。自分でお金を出していない、もしくは能動的に学びに行っていなければそういう発想も致し方ないかもしれません(私もそうだった・・・)。しかし今、大学側にたつ、もしくはお金を払う保護者の立場に立てば、勝手に休むのは何事だ!という発想にもなりますし。う~む・・・。
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Last updated
Apr 12, 2006 11:47:04 PM