Seventh Code セブンス・コード(2013年)・映画
黒沢清監督脚本、前田敦子、鈴木亮平、アイシー、山本浩司。舞台はウラジオストク。後半、クライマックスがまさかの前田敦子がその筋のフリーのプロフェッショナルだったとは。それなら前半の違和感も頷ける。面白いとか何よりもそんな感じで見てなかったんで、フツーの映画ならあるあるの展開だけどそっちはまるで無防備だったんで呆気にとられたよ。与謝野晶子の詩「旅に立つ」が出てくるけどせっかくだから紹介しときましょう。いざ、天の日は我がために金の車をきしらせよ、颶風(ぐふう)の羽は東よりいざ、こころよく我を追へ。黄泉の底まで、泣きながら、頼む男を尋ねたる、その昔にもやや劣る。昌子や物に狂うらん、燃ゆる我が火を抱きながら、天がけにゆく、西へ行く、巴里の君へ逢ひに行く。与謝野晶子もウラジオストクに縁があるそうです。しかし、タイトルのセブンスコードってどんなイメージ、どゆ意味あい?