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テーマ:最近観た映画。(38871)
カテゴリ:cinema
日曜夜は、私の映画の日です。
12月7日は(書いてるのは12月22日!(笑))楽しみにしていた【ラストサムライ】を観てきました。 この映画、たしか6月くらいから映画館の予告編では宣伝を開始していて、 去年の【マイノリティ・リポート】を彷彿させる宣伝のやり方は、トムクルーズ主演映画らしく お金がかかってるんだろうなー?!という印象を持っていました。 実際、観てみるとたしかに日本映画の時代劇ものとは、景色の美しさも 空気の感じも全然違う! 段違いで、日本らしいと思える不思議さ。 ハリウッドというのは、こんな風に贅沢にお金をかけるんだなー、と空気感を感じ取ってびっくりしてしまいました。 そうだなー、【ラストエンペラー】を初めて観た時の空気感の衝撃と少し似たものがあった気がします。 ただの1800年代の日本の日常風景を見て、昔の人は八百万の神(やおよろずの神)を マジで信仰していたかもしれないね!って思えて納得してしまう空気の美しさでした。 ラストサムライホームページへ (STORYは公式サイトで是非確認してくださいね♪) この映画で、私が次に驚いたのは、トムクルーズ(オールグレン役)よりも渡辺謙(勝元役)の方が 力強く、人間らしい弱さもあり、時代に翻弄され信じるものを無くしそうなことに傷ついている繊細さ(トムクルーズも同じ内容の役柄だった)が、 互角を通り越してトムクルーズよりもうまく表現できてたな! というところ。 これは、もう、びっくりしちゃいました。 かなりオーラ出てました! さらに真田広之が、ただの悪役じゃなくって、武術を通して相手を知っていこうとする実はフェアな人間だった という深さがうまく出てて、出ているシーンの少なさに比べて存在感があったこと。 小雪の雰囲気のある美しさが際立ってよかったところ。 (この女性が小雪です↓) 小雪 寡黙なサムライを演じる福本清三さんが、いい味出しててとってもよかったこと。 (彼は「ラスト サムライ」へ出演するために引退を延期したそうです。) 衣装がすばらしく美しく、実際着られていただろうものの考察がきちんとできているんじゃないかなと 思える信頼感があったところ。 本当に素晴らしいできばえなんじゃないかな、と思います! そんなわけで、ラストサムライ四つ星!★★★★ いい映画だな!と思ったけれど、私にとって何かが足りなかったのが残念。 あとに残るものや、考えさせられることが、自分で思っていたより少ない内容だったのは、 何故だろう? だんだん求めるものが増えてきているのかもしれませんねΨ( ̄∇ ̄)Ψ おしまい♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 27, 2005 04:59:51 PM
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