シマノ鈴鹿 5ステージスズカ(2018-08-18,19)
シマノ鈴鹿 5ステージスズカに参加してきました。<結果> チーム総合優勝 個人69位 1ST終了 56位 2ST終了 5位 3ST終了 1位 4ST終了 1位 最終 69位 <DATA>1ST 最大ケイデンス:132.0 [rpm] 平均ケイデンス:101.5 [rpm] 最大スピード:66.5 [km/h] 平均スピード:44.8 [km/h] 最大ペダリング・パワー:852.9 [W] 平均ペダリング・パワー:232.2 [W] NP:286.6 [W]2ST 経過時間::02:43 距離:2.21 [km] 獲得標高:25.2 [m] 最大ケイデンス:126.0 [rpm] 平均ケイデンス:104.1 [rpm] 最大スピード:61.6 [km/h] 平均スピード:49.1 [km/h] 最大ペダリング・パワー:905.1 [W] 平均ペダリング・パワー:406.0 [W] NP:399.7 [W]3ST 過時間:0:29:21 離:22.89 [km] 得標高:208.4 [m] 大ケイデンス:120.0 [rpm] 平均ケイデンス:97.7 [rpm] 大スピード:62.1 [km/h] 平均スピード:47.1 [km/h 最大ペダリング・パワー:708.4 [W] 平均ペダリング・パワー:256.5 [W] NP:278.3 [W]4ST 最大ケイデンス:123.0 [rpm] 平均ケイデンス:99.8 [rpm] 最大スピード:60.9 [km/h] 平均スピード:45.9 [km/h] 最大ペダリング・パワー:783.6 [W] 平均ペダリング・パワー:258.0 [W] NP:313.4 [W]5ST 最大ケイデンス:129.0 [rpm] 平均ケイデンス:97.1 [rpm] 最大スピード:62.4 [km/h] 平均スピード:41.6 [km/h] 最大ペダリング・パワー:1103.5 [W] 平均ペダリング・パワー:220.2 [W] NP:255.1 [W] <レポート>5ステージチーム総合優勝を目指して臨んだ。直前で2人のメンバー交代があったが、なんとか優勝するために高いモチベーションで。個人的にも落ちるところまで落ちた調子が少しずつ上がってきており、なんとか追い込んで9月につなげたいところ。①第1ステージのスプリントポイントは狙わず、本気で逃げを狙う作戦で。いろいろとタイミングや人数を決めて仕掛ける決定的なものにはならず。第1ステージということもありそのほかのチームも動いていて中々逃げらしい逃げなし。最終的にはスプリントが濃厚に。すると寺崎選手擁するバルバさんが完璧なトレインを組みながら下っていき、そのままホームストレートで寺崎選手を発射。他を寄せ付けずそのままゴール。完璧なチームプレイを目の当たりにして、うわーーこれはすごい。。。と思った。自分は位置も下げており、もがくのは絶対に勿体ないと思ったので、タイム差つかないように流してゴール。②ここから個人、チーム総合に影響してくる。昨年は平地マンさんに圧倒的に負けて2位だった。なんとしても今年は優勝以外考えない。昨年はあまり風は無かったが、今年は明確なホームストレート追い風方向の風。どこで踏んでどこで休むとかはないので、サイコンの表示を速度だけにして、昨年のデータを参考に決めた速度を下回らないように走る。下りの向かい風?横風?が全く進まない。煽られてそれどころではないけど、自分がタイムを出さないと とすぐに思えたのが良かった。最後まで出し切ってゴール。アナウンスは呼ばれず。優勝はmkwのボスこと岸本さん。0.4秒負けて今年も2位。勝つのはとても難しい。悔しい。でも、岸本さんが勝ってくれたのはどこか嬉しかったのも事実。③鬼門のTTT。チームとして苦手としているところステージ。メンバーチェンジに伴い代走をお願いしていたこともあり、1度も6人で合わせることはできないままぶっつけ本番に臨むことになった。しかし、新しく加わって下さったヤンさん、ヨシキのアドバイスによって、自分たちの今までのTTTでは全く考えてなかったことがよく分かっていたので、それを滑らかに出せば大丈夫だろうと。大事な出走順は後ろから3番目、後ろには天狗党、mkwが続く。言ってしまえば追いかけられる最悪のポジション。普通に走っても追いつかれてハンマーTTになり負けるので、攻めるしかないと皆で話し合う。正直上手くいくのか分からず怖かったけれどやるしかない。並び順も何となくで決めてスタート。スタートから全開、先頭の僕が上げていく予定だったけれど、すぐに榊原さんが交代して上がってきてシケインまで一本引き。ここで作戦通り1つ前のチームを捉えて交わす。それくらいのペースで突っ込むしか勝つすべは無かった。そこからは速いペースを維持していく。ヤンさんやよしきのアドバイスを意識して。序盤から力を使っていた榊原さんと越坂さんがキツそう。2周目あたりで4人になっていたかな。あまり覚えていない。とにかくドンドン先にスタートしたチームを抜かしていく。ヨシキも言っていたけど、いつもとは全然違う感覚、止まっているような不思議な感じ。それでも、限界が近いわけでもなく、なんだろうまだまだいける。サポートの方からMKWさんと30秒離しているとの情報。終盤に入るとヤンさんと岡さんがローテを飛ばすようになり、何度かヨシキと2人ローテが続く。ヤンさんはTTが強いのでラストは大丈夫と思った。岡さんはそんなにTTは得意分野ではなさそうだが、強い選手の特徴だけど、やはり粘って粘って限界まで追い込む走りができるので絶対に千切れないだろうと。それでも恥ずかしながら熱くなってしまい2人に喝を何度か入れてしまう。。レース後に謝罪しました。。ヨシキに 最後の周さらに上げるから!と伝えてラストラップに。最後までペースを上げていき、ホームストレートは岡さんが先頭で踏み倒してゴール。5ステージは4度目の参加になるが、初めてTTTで勝ち、定石通り全ての総合で首位になった。初めてのリーダージャージ。なんでこんなに上手く言ったのかよく分からない。。タイムも信じられない。レース後にそれまでリーダージャージを着ていた寺崎選手に声をかけらた。いろいろお話ししたが、やはり尊敬できる選手の1人でした。個人総合首位へチームも総合首位④チームとして現状の成績を守るためやるべきとをしっかりと打ち合わせる。MKWは強力で、ヤッシーさんの奇策はいつも予想の遥か上をいく。決して油断できないタイム差、ちょっとの逃げでひっくり返るため集中して臨む。個人総合2位のチームメイトよしきとは7秒差。よしきには遠慮せずによしき自身のためにスプリントしてほしいと伝える。迷いがあるスプリントでは寺崎選手には勝てない。残りのメンバーでチェックしていく感じ。レースがスタートするとショートコースということもあり、逃げは決まりにくそう。MKWさんの攻撃は、ヨシキを中心に全てチームメイトがまとめてくれる。越坂さんもこのステージからは、第1ステージとは別人のように動いていた。最後はスプリントにまとめることができゴール。⑤いよいよ最後のステージ。個人総合首位、チーム総合首位で臨む。緊張するが、あらゆるパターンを想定して作戦を。スタートから多くの選手がガンガン動いてくる。明らかに今までとは違う雰囲気。5ステージの特徴として、第5ステージで首位の選手やチームは総攻撃を受けるが、今回は少し違う感じ。スペードを除く多くの上位チームがまとめて逃げようとしている。なのでスペードエースが追うというより遅れてでていく選手に乗っていけば逃げは潰せる感じ。明らかに動きが大人数すぎるのでこれは決まりにくい。こちらとしてはとても助かる。全員敵の状況だが、いつもお世話になっている雑賀さんは総合を気にかけてくれる。とてもありがたい。チームメイトのチェックが完璧すぎて、僕はちょこちょこ乗って!!とか言ってるだけでほとんど足を使わず。あとは逃げを潰して、ラストのゴールでヨシキと個人総合をかけたスプリントしようかなーと考える。無謀。しかし、3?4周目のシケインに向かう登りで、自分がイン側に寄って行ってしまい、ブラケットが絡んで落車。右半身がかなり痛い。パニックになりながらチェーンをかけようとするが、上手くいかない。近くにいたCCYOUの戸塚さんがチェーンをかけてくれる。よく見たら前輪のタイヤも外れており、叩いてホイールを外してくれている。自分は痛みから座り込んでしまい、足に力が入らない。そしてどなたかのホイールをつけて下さり、どなたかに体をおきあげてもらい自転車にまたがり、諦めるな!!!!と言われ背中を押された。正直この時何が起きたかよく分からなかった。けど、走っているうちに、色んなことが頭に浮かんでくる。とにかく前を追うしかなかった。よくテレビでリーダーが落車でいなくなる光景を見ていたけど、悔しくて仕方なかった。落車で巻き込んでしまった、天狗党の野上先輩や、SDLの江口さんが待ってくれて引っ張ってくれる。その他にも遅れてきた選手が、リーダー遅れてるから!!といって引っ張ってくれた。そんなおかげで、なんとか最後まで走りきることができた、、。走れているので大した傷ではないけど、取り敢えず救護所に向かうとチームメイトがいて、チーム総合優勝が決まっていて、個人はしっかりヨシキが獲ったことを聞く。全部台無しになってなくホッとすると同時に、何やってるんだろうという気持ちがやっぱりあった。それでも、ゴールまでたどり着くことができたのは、自転車を走れる状態にしてくださった戸塚さんをはじめとするCCYOUの皆さん、落車で巻き込んでしまったにもかかわらず迷わず車輪を差し出して僕の自転車につけてくれたSDLの吉岡さん、僕を待って引いてくれた天狗党野上先輩、SDLの江口さん、その他にも多くの選手の皆さん、応援してくれた皆さん(肉まんさん、すけさんの声がめちゃくちゃ聞こえた気がします!)のお陰です。そして何より総合成績を守ってくれたチームメイト、サポートのみなさんに感謝しています。ありがとうございます。そして、今回落車を引き起こしてしまい、巻き込んでしまった皆さん本当に申し訳ありません。今後このようなことがないようにします。落車で大きく遅れる個人総合優勝の寺田選手(彼が小学校時代から一緒に走ってます)