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カテゴリ:ビジネス
今日は、シカゴで行われた国際ベビースリング会議に参加してきました。
日本からは北極しろくま堂のオーナー園田さんが参加、講師としてワークショップで日本のスリングについてお話をされました。 引越し前だったら車で10分とかからないところにある、私立大学内で行われた会議ですが、子供二人を預け通勤ラッシュ1時間の運転の中、私は久々ベビースリングの輪の中に入ってきました。 そこで園田さんの講習会の後、参加したワークショップにホットスリングのオーナークリスティーンさん(Kristen DeRocha)のスタイル講座に参加してきました。 (恥ずかしいので写真が取れませんでした・・・) この人、とても面白くて、私はゲラゲラ笑いっぱなし。テキサス・ダラス出身とは知らなかったのですが、京都人の私に通じる笑いのセンスがありました。 ホットスリングについて、まず書いておきます。 ホットスリングは、アメリカで最も売れているベビースリングのトップ3に入ると思います。 マヤラップ、ネイティブベビー、そしてホットスリングです。 中でもそのスタイリッシュさから、ターゲットというアメリカ全州に?存在する巨大流通店で、販売開始されています。 私の位置づけでは、ターゲットはロフトとファミマの中間のような店。オリジナルのデザインブランド商品や、デザイナーとのコラボを上手に展開するお店で、アメリカ人で知らない人はいない?ぐらいの巨大流通店。 そこに「ベビースリング」! これは、もはや革命!!!と、私が店先で見つけたときに思ったことです。 (隣にはベビーレッグスもありましたけれど・・・。) さて、そのホットスリングのオーナークリスティンさんが、2001年に子供が巨大に成長し、ベビービョルンのベビーキャリアで収まらず、マヤラップに変更したことから話は始まりました。 マヤラップはヒッピーな織物柄と、超長いテールが特徴で、彼女いわく「マヤラップは大好きだし、オーナーも大好きだし・・・」 「でもね、長すぎて足にからまらないようにしないといけないし、人目はすごいし・・・」(現在デザイン変更されています。) そんな中、小児科の先生かな(忘れました・・・すいません)誰かが持っていたニューネイティブベビーのパウチを見て、感激したそう。 さっそうと取り出し、装着する人を見て、これ!と後光がさしたと言っていました。 それから改良して作られたパッド入りパウチ、ホットスリングが誕生します。 それが2003年か2004年の話。 3年後(4年後)に、大規模流通店で販売されるにいたるなんて、かなりのヒットです。 彼女いわく、スタイルは「年齢、体型、ステージ(場面)」にあわせることと主張していました。 そして、「ベビースリングもスタイルがあって、装着する人が増えて、広まることが重要」だということも。 私もこれには共感します。 大衆に訴えるときには、平均的または平均より少し上のところで商品を展開しないといけないと思います。 5年前までは、布おむつも、ベビースリングも、一部の教育を受けた人々や、ヒッピーな人たちのもののようでした。 ところが、クリスティンさんのような人が今はどのベビー商品にも現れています。 アメリカでは男性の育児参加も高いせいか、男性がデザイン、開発した、ベビー用品も近頃ではよく見かけます。 クリスティンさんはベビースリングにとどまらず、次のビジネスの準備に現在は翻弄されているようです。(詳しくは、大手小売店で販売が決まっているため、内緒にしないといけないらしいです。) そして、その次の夢はナチュラルバースセンター(自然分娩のための出産施設)だそうです。 どんなにスタイルのあるベビー用品を作り出した女性でも、基本はみんな同じだと思います。 赤ちゃんと絆を結ぶこと。 現在は、日本では多くの方が愛用しているベビースリングですが、万が一ベビースリングについて白に方は、こちらを参照ください。 すべてはこれにつながっていると、最後に彼女の夢を聞いて思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/27 01:32:18 PM
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