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サウジアラビアのミハメド・ビン・サルマン皇太子が4月21日にリヤドであった銃撃戦で負傷したという情報を反対勢力が流している。政府側はおもちゃのUAV(無人機)を警備兵が銃撃したのだとしていた。皇太子はここ数週間、公の席に姿を見せていないことから死亡説も伝えられていた。 ビン・サルマンは新自由主義の信者で、イスラエルとの同盟関係を隠そうとしていない。パレスチナ人に対する冷淡な態度はイスラム世界の庶民を刺激していることは間違いないだろう。現在はサルマン・ビン・アブドゥラジズ国王がある程度の重しになっているだろうが、こうした状態は長く続きそうもない。 昨年は8月に皇太子は暗殺されそうになり、10月には襲撃されたという噂が流れていた。そして11月の粛清。このときはイスラエル空軍が皇太子を守るために戦闘機を派遣したとする話もささやかれていた。 いずれの話も真偽は不明だが、親イスラエルの姿勢を見せていることでイスラム世界の庶民を敵に回したことは間違いないだろう。サウジアラビアはアメリカのドル体制を支える大きな柱であり、そこが揺らぐとアメリカ自体が揺らぐ。アメリカやイスラエルは別の傀儡を用意しているかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.05.29 00:32:24
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