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《櫻井ジャーナル》

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2020.07.30
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 2009年1月から10年8月にかけて新型(豚)インフルエンザが流行した。その際にもWHO(世界保健機構)はパンデミックを宣言、有力メディアは危機感を煽っていたが、この宣言は後に西側の有名メディアも​インチキだと報じている​。

 その最中、2010年5月にロックフェラー財団とGBN(グローバル・ビジネス・ネットワーク)は「​技術の未来と国際的発展のためのシナリオ​」と題された報告書を発表した。そのシナリオによると、2012年に新型インフルエンザのパンデミックが起こり、全人口の20%近くが感染、7カ月で800万人が死亡、その多くは健康な若者になるとされている。経済活動へのダメージも想定され、人や物資の国際的な移動が止まることから旅行業のような産業や販売網は特に大きなダメージを受けると考えられている。

 社会的にはマスクの着用、公共施設やマーケットの入り口における体温の測定が強制され、そうした管理、監視体制はパンデミックが去った後も続く。市民は安全と安定を求めて自らの主権やプライバシーを放棄、電子技術の基盤が整備されている先進国では全ての市民に生体認証が義務づけられるとされている。

 昨年10月18日にはビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団がジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターやWEF(世界経済フォーラム)と共同でイベント201を主催、その際にコロナウイルスが全世界で流行するという​シミュレーション​を実施した。そのシナリオが終わるのは18カ月後。その時までに6500万人が死亡することになっている。

 その10月18日には中国の武漢で各国の軍人による競技会が開幕している。大会は27日まで続く。アメリカ軍からは172名が競技者として参加、代表団の総勢は369名だったという。その翌月、武漢でSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)の感染が始まったと考えられている。今年3月11日にWHOはパンデミック宣言、つづいてアメリカ政府は3月13日に国家緊急事態を宣言した。

 そこから世界を収容所化する政策が打ち出されるのだが、その政策は有効でないと指摘されている。有力メディアは相変わらず恐怖を煽っているが、統計を見るとすでに沈静化しつつある。人びとにとって良いニュースだが、そうした人びとに主権やプライバシーを放棄させたい支配者にとっては悪いニュースだ。何か仕掛けてくる可能性もある。

 そうした中、7月に入り、カザフスタンとベトナムでSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)より病毒性の強いコロナウイルスが出現したと報じられている。SARS-CoV-2で引き起こされる感染症はCOVID-19と呼ばれているが、COVID-20の登場は以前からささやかれていた。

 パンデミックとして有名なスペイン風邪は1918年2月から流行しているが、最初の患者はアメリカのカンザス州にあるフォート・ライリーにいたアメリカ兵だと言われている。前年の夏、ここには新兵を訓練するためにキャンプ・ファンストンを建設、そこで兵士は訓練を受けていたのだ。そうした兵士が訓練中に感染、フランスへ向かう船の中で少なからぬ死者が出たという。さらにアメリカ兵はヨーロッパでインフルエンザを広げることになった。


 スペイン風邪の原因になったウイルスがどこから来たのかは明確でないが、一説によると、キャンプ・ファンストンにいた馬から兵士は感染したのではないかという。訓練のため、そこには数千頭の馬がいて兵士と一緒にヨーロッパ戦線へ運ばれている。

 当初、症状は比較的軽かったが、8月頃から肺炎で死亡する人が増え始め、年明け後にも流行の波が来た。1919年の夏からの流行で死亡した人は20~40歳代が多く、その前に流行、「眠っていた」インフルエンザが再流行した可能性もあるだろう。

 自然ではないが、COVID-19で似たことが起こらないとは言えない。カザフスタンやベトナムからの報告はそうしたことを懸念させる。






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最終更新日  2020.07.30 19:09:51



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