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《櫻井ジャーナル》

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2022.09.17
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 FDA(食品医薬品局)とCDC(疾病予防管理センター)が共同で運用している​VAERS(ワクチン有害事象報告システム)への自主的な報告​によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」による死亡者数は9月9日現在、前の週より139名増えて3万0935名に達した。なお、VAERSに報告される副作用の件数は全体の1%にすぎないと言われている





 WHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長は「COVID-19パンデミック」の終息が視界に入ってきたと9月14日に表明した。本ブログでも指摘してきたように、この「パンデミック」は医療利権によって作り出された可能性が高く、広められたイメージと実態は乖離している。「パンデミック」はそうした利権集団が終息を宣言するまで続き、宣言すれば終了するということだ。

 そうしたイメージを広めるため、有力メディアやシリコンバレーを拠点とするハイテク企業が協力してきた。ジョー・バイデン政権の高官がツイッター、メタ(フェイスブックの親会社)、ユーチューブ、インスタグラム、リンクトインと共謀して間違った情報や偽情報を広めた疑いがあるとアメリカの​ミズーリ州で行われている裁判​でされ、そうした企業と高官たちがやりとりした電子メールを提出するように命じられた。その高官の中にはアンソニー・ファウチNIAID(国立アレルギー感染症研究所)所長も含まれている。

 免疫学者のファウチがNIAIDのLCI(臨床調査研究所)へ入ったのは1968年だが、1970年代になると伝染病で死亡する人が少なくなり、NIAIDはCDCと同じように、その存在意義が問われる状況になった。そうした時に免疫システムが機能しなくなる病気が現れて「AIDS(後天性免疫不全症候群)」と名づけられた。その対策予算は肥大化、一種のビジネス分野を生み出す。そしてファウチは1984年からNIAIDの所長を務めることになった。

 現在、COVID-19を指揮しているひとりはCDCの長官を務めているロシェル・ワレンスキー。ハーバード大学の医学部大学院でAIDS/HIVを専門とする教授を務めていた人物で、ジョー・バイデンが引っ張ってきた。

 COVID-19はSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)が引き起こす病気とPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査などを利用して作り出された幻影の複合体だが、早い段階からAIDSの影がチラついた。インドの研究者やパスツール研究所のリュック・モンタニエはHIVとSARS-CoV-2の遺伝子には類似した部分があると指摘していたが、モンタニエはHIVを発見した功績で2008年にノーベル生理学医学賞を受賞した学者だ。モンタニエは1990年6月にサンフランシスコで開かれたAIDSに関する国際会議で「HIVは無害かもしれない」と語ったという。

 AIDS対策でもPCR検査が利用されている。この検査で陽性になると「感染者」とみなされたのだが、この手法に問題があることはCOVID-19と同じ。PCR検査で陽性になってもHIVに感染しているとは限らない。そもそもHIVがAIDSの原因だと言うことは証明されていないのだ。そう指摘していたひとりが、PCRを開発して1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリス。

 COVID-19ではリスクの高い「ワクチン」が問題になっているのだが、AIDSの場合は一般的に「AZT(アジドチミジン)」と呼ばれている「ZDV(ジドブジン)」が問題。これは1964年にバローズ・ウェルカム(現在のグラクソスミスクライン)が抗癌剤として開発した医薬品だが、深刻な副作用が問題になっていた。それをHIV薬として使うようになったのだが、副作用は消えない。HIVに感染して死亡した人の大半はAZTが死因だとする人もいる。(Robert F. Kennedy Jr., “The Real Anthony Fauci,” Skyhorse Publishing, 2021)

 その一方、AIDSは生物兵器でないかという疑惑もある。1969年9月にアメリカ下院の歳出委員会で、伝染病からの感染を防ぐための免疫や治癒のプロセスが対応できない人工的な病原体が5年から10年の間に出現すると国防総省国防研究技術局の副局長だったドナルド・マッカーサーが語っているのだ。これはAIDS出現の予告だと考える人もいる。







 「権威」を信奉し、「オーソライズ」を絶対視する人びとはこうした疑惑を受け入れられない。そこで疑惑を消し去るため、「陰謀論」、あるいは「トンデモ説」というタグが使われる。ファウチはそうした権威のひとりとみなされている。そのタグをつける作業を請け負っているのが有力メディアやシリコンバレーを拠点とするハイテク企業だ。

 ​ロシアでは外国の巨大医薬品メーカーから医療関連機関の幹部へカネが渡っている実態を連邦財務監視庁とFSB(連邦安全保障局)が共同で調査している​ようだが、アメリカでも医療利権の不正が問題になり始めている。






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最終更新日  2022.09.17 15:52:27



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