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イギリスのベン・ウォレス国防相が10月18日にアメリカを秘密裏に訪問し、国務省や情報機関の高官のほかロイド・オースチン国防長官やマーク・ミリー統合参謀本部議長と会談、ジェイク・サリバン国家安全保障補佐官と会ったという。 通信のセキュリティーに不安があったので直接会いに行ったと解説する人もいるが、それが事実なら、現在使われているSTEやSCIPを含むシステムが信頼できないということになる。そこで噂されているのが、ロシアのメディア、スプートニクが10月23日に伝えた記事との関係。 スプートニクの記事が事実なら、ゼレンスキー政権に協力する可能性が高いのはイギリスとアメリカであり、極秘作戦の情報がロシアへ漏れたということになる。つまり、そうした情報を知りうる立場にあるロシアのスパイがいるか、事態の深刻さを懸念した告発者がいると考えざるをえなくなる。米英両政権にとって緊急事態であり、直接会って善後策を協議しなければならなかっただろう、ということだ。 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は「汚い爆弾」に関する情報を中国やインドへ伝え、10月23日には電話でアメリカ、イギリス、フランス、トルコの国防当局へ警告したという。これは想定される西側のプロパガンダ対策だろう。それに対し、イギリス、アメリカ、フランスは共同で声明を発表、ウクライナが汚い爆弾を使う可能性は高くないと主張している。 本ブログでも書いたことだが、カホフカ・ダムを「汚い爆弾(放射能爆弾)」で破壊するという話も伝わっている。そこで注目されているのがルーマニアにいるアメリカ軍の第101空挺師団。ダムを汚い爆弾で破壊すればクリミア半島の飲料水は絶たれ、放射性物質でロシア軍も深刻な影響を受ける。ロシア軍がそうしたことをするはずはないのだが、そうしたことを気にしない人が西側には少なくない。そうした中、アメリカはヨーロッパにあるNATO基地への高性能核兵器配備を加速させると伝えられている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.28 08:39:30
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