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《櫻井ジャーナル》

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2022.10.28
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 イギリスの​ベン・ウォレス国防相が10月18日にアメリカを秘密裏に訪問​し、国務省や情報機関の高官のほかロイド・オースチン国防長官やマーク・ミリー統合参謀本部議長と会談、ジェイク・サリバン国家安全保障補佐官と会ったという。

 通信のセキュリティーに不安があったので直接会いに行ったと解説する人もいるが、それが事実なら、現在使われているSTEやSCIPを含むシステムが信頼できないということになる。そこで噂されているのが、ロシアのメディア、スプートニクが10月23日に伝えた記事との関係。

 スプートニクは「複数の国の信頼できる匿名の情報源」から得た情報として、キエフの​ウォロディミル・ゼレンスキー政権が「汚い爆弾(放射能爆弾)」を爆発させ、欧米が支配している有力メディアを使ってロシアに責任をなすりつけ、反ロシア宣伝を世界規模で展開しようとしている​としている。その「汚い爆弾」は西側の管理下、ドニプロペトロフシクにある東部採掘加工プラントやキエフ核研究所で製造されるとする情報も伝えられた。

 スプートニクの記事が事実なら、ゼレンスキー政権に協力する可能性が高いのはイギリスとアメリカであり、極秘作戦の情報がロシアへ漏れたということになる。つまり、そうした情報を知りうる立場にあるロシアのスパイがいるか、事態の深刻さを懸念した告発者がいると考えざるをえなくなる。米英両政権にとって緊急事態であり、直接会って善後策を協議しなければならなかっただろう、ということだ。

 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は「汚い爆弾」に関する情報を中国やインドへ伝え、10月23日には電話でアメリカ、イギリス、フランス、トルコの国防当局へ警告したという。これは想定される西側のプロパガンダ対策だろう。それに対し、イギリス、アメリカ、フランスは共同で声明を発表、ウクライナが汚い爆弾を使う可能性は高くないと主張している。

 本ブログでも書いたことだが、カホフカ・ダムを「汚い爆弾(放射能爆弾)」で破壊するという話も伝わっている。そこで注目されているのがルーマニアにいるアメリカ軍の第101空挺師団。ダムを汚い爆弾で破壊すればクリミア半島の飲料水は絶たれ、放射性物質でロシア軍も深刻な影響を受ける。ロシア軍がそうしたことをするはずはないのだが、そうしたことを気にしない人が西側には少なくない。そうした中、​アメリカはヨーロッパにあるNATO基地への高性能核兵器配備を加速させる​と伝えられている。






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最終更新日  2022.10.28 08:39:30



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