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テーマ:今日聴いた音楽(73704)
カテゴリ:日々のできごと日記
私は子供の頃沢田研二さんが大好きだった。
お気に入りで何度も何度も聴いたアルバム 思いきり気障な人生の レコードを出してきた。 うちはまだレコードプレーヤーが、現役。 このアルバムはシングルのヒットした曲が 勝手にしやがれ・サムライ・ 憎みきれないろくでなし、と 3曲もはいっている、今では考えられない構成。 どうしてもほしい!!と買ってもらった当時の私には こんなうれしいものはなかった。 (ほしいと言って簡単に買ってくれる家ではなかった。) 今聴いても、新しさを感じる 「あなたに今夜はワインをふりかけ」は 本当に大好きだ! これは何かのB面だった?曲だと思うが(不確か) 当時国内産ワインのCMで確か流れていたはず。 ワインをふりかけ、ぜひ心まで酔わせていただきたいと 最近もワインを飲みながら聴いては思う 本当の名作。 なんて色っぽい詩なのだ。 岩崎宏美さんが阿久悠さんのことを 「あんな顔してて」と言っていたけど。 本当にあんな顔してて、言葉で作り出す世界の 美しさや奥深さは魔法のようだ。 レコードをかけてみる。 何度聴いても、なつかしい。 いろんなものがフラッシュバックする。 このころの沢田研二さんの曲では ピアノのかっこよさが特に目立つ。 前奏からピアノがガンガンかっこいい。 子供の頃、同じように弾いてみたくて とてもあこがれた。(ピアノは家にあったが 私にはできなかった。) ・・・もしや? ふとレコードの曲名や歌詞を書いてある紙 (これのことをなんと言うんだろう?)を見てみた。 そこには、「keyboard 羽田健太郎」の名前が・・・。 やっぱり。 やっぱりそうなのだ。 子供の頃かっこいいと思ったピアノ演奏は 羽田健太郎氏が弾いていた、と 今になって気づくものがたくさんある。 勝手にしやがれも、サムライも 羽田氏がピアノを弾いていたんだ・・・。 羽田氏のHPのBBSには 「秋桜」「あなた」「SACHIKO」 「ラブイズオーバー」「恋人よ」「群青」 「かもめが飛んだ日」「迷い道」 ・・・なども彼が弾いたものだと書き込みされていた。 タイトルを聞くだけで、全部ピアノのパートが 頭に浮かんでくる。 阿久悠さんも羽田健太郎さんも 日本の音楽を作ってきた大事な人だった。 歌謡曲という言葉が古くさいように扱われてからも 彼らの時代の音楽は 本物として光を放ってきたと思う。 またしばらくの間、うちの音楽部屋からは 昭和の香りがぷんぷんと 漂い続けるにことになるに違いない。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ふ~ん、と思ったら・・・→人気blogランキング いつもありがとう! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 移りゆく時代(とき) 唇に詩(うた)~阿久悠大全集 ↑この中に、何曲知ってる歌がありますか~? TVサントラ/砂の器 記憶に新しい↑これも羽田健太郎氏の演奏。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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