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カテゴリ:パリの暮らし
サンジェルマンデプレを散歩していたら、ポエムのマルシェに 遭遇しました。 ポエムもマルシェもフランス人が大好きなものです。 ここでは詩集、詩画集、そして自分で書いた詩をポストカードにしたものなどが 売られていました。 詩的に人生を送るフランス人は、何かにつけて美しいものが好き。 それは言葉も同様のようです。 例えばレストランのメニュー。 とても抽象的に美しい言葉で書かれていることがあり、 私は未だに意味不明のメニューに遭遇することがあります。 キャラメリゼされているものをカシュカシュと表現するなど、 お料理が音で記載されていることもあるのです。 理由は、その方が美しいからだそうです。 またフランス語も同じように音の美しさを優先します。 単語は全て男性詞と女性詞に区別されています。 それによって、動詞の活用が全て変わってくる(文章が全て変わる)ので、 フランス語を話すには、この世に存在する全ての物が 男の子なの?女の子なの?ということを覚えなければいけません。 「何故こんなに面倒なの?」とフランス人に聞いてみたところ、 「だって、その方が音が美しいでしょ?」と、当然のように返事が返って 来ました。 どこまでも美しさを追求するフランス人。疲れないのかなあ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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