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カテゴリ:ひとりごと
只々・・・悲しくて、悲しくて・・・
只々・・・つらくて、つらくて・・・ 只々・・・ずっと涙が出るばかりで・・・ 一昨日の夜、突然の訃報がLINEで届きました。 幼馴染で、私にとっては兄のように思っていた先輩のHちゃんが亡くなったとの知らせでした。 「うそだ・・・うそだ・・・うそだ・・・」 信じたくない気持ちと裏腹に、涙が止まりませんでした。 Hちゃんは同じ地区に住んでいて、それこそ私達と子供の頃から一緒に遊んでました。 高校を卒業してから地区の青年会で再会し、その後は私の所属している会の活動も一緒にやってきました。 常日頃は冗談ばかり言ってて・・・「こりりん、なんだその腹は?」と笑いながら私の肥満気味のお腹を触りにくるんです。でもHちゃんの方が私よりお腹が出てて、「何いってんの?Hちゃんの方が出てるやん」と笑いながら触り返すと「アホ言うな。これは空気が入ってるじゃ。」と笑い返す。 それがいつもの挨拶でした。 普段は冗談ばかり言ってたHちゃんですが、頼れる兄のような存在でもあり、一度だけ厳しく指導されたこともありました。 私が会長のときにHちゃんには監査委員をお願いしていたんです。 例年通りの方式で会計に報告書を作ってもらいHちゃんに見せたときのことでした。 「こりりん!!これはなんだ!? 確かに会計は正確だし間違いは無い。総会で指摘されることも無い。しかしこの収入は会員から集めた貴重な財源。もっと明確にしろ!! それからこの部分・・・」1時間程、今まで見たことの無い厳しい顔のHちゃんに指摘されました。 いつもなら「うん。うん。」と聞いている私ですが思わず「はい。はい。」になったっけ・・・ でも総会が済み、私の任期が終了してからは、いつものHちゃんでした。 あんなに怖かったHちゃんは後にも先にもこの一度だけだったかな・・・ Hちゃんは大変忙しいお仕事をされていて、よく単身赴任もされていたこともあったんですよ。 実は宇治市の近くの伏見桃山に単身赴任をされていたこともあったそうで、宇治のことでいろいろ話したこともありました。 「俺、単身でいたころに、疲れたり気が滅入ったりすることがあるとな、宇治川まで行ってたんだ。何て橋だったかな?宇治橋より少し上流の橋まで行って流れの速い宇治川をひとり見にいってたんだ。ずっと見てるとさ・・・なんかもう「どうでもいいや」って感じになって一緒に嫌な気分も流れていくような気になってな。」 「ああ、もしかすると朝霧橋かな?少し高い橋だよね。」 「だったかな?(笑)それにしてもお前の弟が宇治にいたなんてな。顔は知らんがもしかしたらすれ違ってたかもな? あっ、そうだ桃山に美味いラーメン店があってな、休みの日にそこでラーメン食べるのが楽しみだったんだ。今度教えてやるから弟に行かせろよ。それでレポート書かかせて提出させろや(笑)」 ・・・なんだか・・・つい先日のことのように感じます。 そんなHちゃんですが、昨年頃から大病を患ってしまい、私達と会う機会もグンと減ってしまいました。誰もが容態を心配していたのですが・・・まさか・・・まさか・・・こんなことになるなんて・・・ 先程、ご自宅に戻ってこられたHちゃんに合わせていただきました。 安らかに眠るHちゃんの姿を見ても信じられなくて・・・きっと大掛かりなイタズラなんだろう。なんておもってしまったり・・・でも・・・涙を止めることができません。 ご両親も「こりりんちゃん・・・人生何があるかわからんとはいうけど・・・こんなことになるなんて・・・」と涙を流されてました。 「こりりんさん・・・お父さんの名前がお悔やみに載ってるのを見ても、まだ信じられなくて」目に涙をこらえて話された奥様の言葉と悲しみを堪える子供さん達を見ると辛くて・・・辛くて・・・ 今、時折冷たい雨が降ってます。 今夜「通夜」にお参りに行きます。Hちゃんの人柄を考えると・・・きっとすごい数の人が訪れるでしょうね・・・ 明日の葬儀にも参列したいのですが、昨年亡くなった伯父の一周忌法要で大阪に行かなければなりません。 今夜の通夜がHちゃんとの最後の別れになってしまいます。 本当に今までありがとうHちゃん。 また私がそちらに行ったら、お互いのお腹を触って笑おうな。 それで馬鹿騒ぎしようよ。 そっちで美味しいラーメン店見つけてて待っててな。 ・・・またね。Hちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.08 14:07:59
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