|
カテゴリ:本
2006年5月読了。
子供の頃以来の筒井康隆氏の作品。懐かしい。 夏の美しい山荘で起こる連続殺人事件。なんともクラシックな設定である。 前人未到の言語トリックって書いてあるのだけど、このトリックって一体何よ。 なんだかバカにされたような気がした。 だって、どうもこの人称の使い方可笑しいな読みにくいなと思っていたらそれがトリックだったのだものね。 しかし、その結末が待っているとしても、途中、色んなことの描写だけで読ませるのはさすがと言わねばならぬだろう。 最初から事件は起こらないのだから序盤は読ませないとね。 結末はかなりがっかりしたものの、読みやすく話のもって行き方は良かったし。 お勧め度:7 書評集はこちら。 July 31, 2006 5:59pm (EDT) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 1, 2006 06:59:41 AM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|
|