子供の頃は、よく転校した。北海道時代は田舎と言うか、僻地ばかりを移動していた。中2のときはじめて少し大きい町に転校して、生まれて初めて期末テストというものを経験した。それまでは、複式学級ばかりで先生は子供たちをみなファーストネームで呼ぶような隅々まで目が届く学校だったので、改めてテストしなくても成績付けに困りはしないと言うことだったのだと思う。
初めての期末テストはおもしろかった。これがうわさに聞く期末テストかと、有名人に会ったような変な嬉しさがあった。このときのような楽しいテストは残念ながらその後は訪れなかった。この後すぐまた転校した私は北海道の田舎と都会のレベルの違いに愕然としたのだった。
つづく
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最終更新日
2005年11月16日 03時47分15秒
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