不妊治療から出産へ。ちーの高齢出産・高齢育児（パリ・日本）

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学生ビザを申請した1年目に健康診断を受けた。

これは、長期ビザの全員が受けるものでバスティーユ近くの施設で受けるもの。

今回は、それとは違う健康診断を受けることに。


仕事をしている人間が受けなければならない社会保障の1つとしての健康診断。


指定された場所と時間に向かったのは、1区のとある診療所・・・。


愛車を畳み、エレベーターに乗り込む。


入口を入ってまっ正面にある受付で、名前等を伝える。


紙を渡され、奥の部屋へ行くように言われた。。。


軽いとは言え、12キロちょっとある愛車、大吉を抱え待合室でまっていると、

「あら、素敵な自転車ね～」

と、声をかけられちょっとうれしいかんじ。


担当の先生の秘書の人が私を呼ぶ。


とても感じのいい若い女性に迎えられ、大きなデスクの迎えの椅子にすわる。

なんか、面接でも受けるような気分。


名前、生年月日、住所、慎重、生活内容など事細かに聞かれる。

たまに、わからない言葉があっても丁寧に説明してくれた。


「では、尿検査をしましょう」

と、窓際の綺麗なトイレに案内される。

日本よりも大きな紙コップ・・・。Ｌサイズ・・・。

「でも、入れるのはちょっとね」と言われた。


尿をとったら、待合室で待つように言われた。

すると、隣の部屋から女性の先生が出てきた。

小さな部屋に案内され、洋服を脱ぐように言わる。

どこまで脱いだらいいのかわからないので、一応聞いてみる。

「ズボンもですか？」

すると先生は、

「そう、ズボンと、上着と・・・。下着になってね。」

答えた。

「ウィ（はい）」

と、私は返事して部屋に入り鍵をしめた。


下着だけになって状態で、先生のデスクのある診察室に入った。

午後の明るい日差しが差し込む診察室。

白衣を着た先生とデスクを挟んで向かい合う、下着姿のわたし・・・・。

ちょっと、客観的に考えたら笑えてきた。


先生の問診を受けることしばし・・・。

先生に体重計に乗るようにいわれる。


次に、診察台に横になるように言われる。

先生が聴診器で私の体の音を聞く。

今度は、診察台に座り脚気の検査。

膝の下をたたかれ、足がぴくっと動くのを確認。（よし！健康！）


背中の音を先生が聞いたら、診察終了。


もう一度、椅子に座り最後の問診。


先生が色々とカルテに記入して、切符のような紙にサインをした。


そして、そのサインした紙を2枚渡してきた。

1枚は、働き先へ提出、1枚は、自分用。とのこと。


こうして、フランスでの2回目の健康診断は無事終了。


愛車を組み立て、パリの街に出る。

道路のむこう側には、桜が綺麗に咲いていた。

パリに春が来た。


私は、健康。

早く暖かくな～れ！！


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