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2007年01月22日
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大変大変大変長らくお待たせいたしました。
前回からのお話の続きを読むために、何度もご足労頂きました皆様には心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。

本日は前々回、そして前回の続き、五日市剛氏、今野華都子さんの出版記念講演会~その3のお話になります。

その3は、主に五日市氏と今野さんの対談について掲載しようと思っていたのですが、実はこの部分、殆ど聞き入っていて、メモが少ないんです。

ですので、まずは今回の「運命を変える言葉」の出版の元となった、月刊「知致」9月号の対談を抜粋させたものをご紹介させていただこうと思います。

今回の講演会の対談とベースは殆ど同じですので、ご存じない方にはとてもご参考になるお話だと思います。

~月刊知致 2006年9月号より~ 

対談:今野華都子&五日市剛 さん

―― 社員のすべてを引け受け、人生の苦楽をともにする ―― (以下、敬称略)

五日市 きょうは僕が最も尊敬する方と対談できるので楽しみにしてきました。世界ナンバーワンのエステシャンである今野さん(2004年の第1回LPGインターナショナルコンテストのフェイシャル部門で日本最優秀賞、世界百十か国中で最優秀グランプリ受賞)が短期間で世界一になられた秘密もぜひお聞きしたいものです。

今野 タイトルをいただいた時に同じようなことを皆さんから聞かれました。その時に私は「ベースの部分はどんな仕事でも一緒でしょうけれど、技術は愛情です」とお答えしたんです。

エステの技術とは相手を思う心が形になったものだと思っています。ですから優勝の秘訣といわれてもエステのマッサージの回数とかどういう化粧品を使ったか、ということではないのです。

五日市 華やかなエステの世界で頂点に立たれているだけに、はたから見ると何の屈折もなく光り輝いて生きてこられたように思える今野さんですが、お聞きしたところでは、これまで数多くの逆境を体験されたそうですね。

今野 小さい頃からひどく病気がちではあったのですが、十九歳の時に蓄膿症の手術をしたんですね。これが私にとって最初の大きな転機となりました。

私はもともと血が止まりにくい体質で、十二歳くらいからその手術を先延ばしにしてきました。でも、とうとう下も向けない状態になり、手術をすることになったのです。

案の定うまくいかなくて、血が止まらずに麻酔なしで切開せねばならない緊急事態に陥りました。それだけでも大変なのに、一ヵ月後、今度は鼻の肉に絡まった止血用の脱脂綿を一個一個はがしていく処置を、麻酔なしで三十回以上行いました。

これはもう痛いというレベルを超えていて、十九歳の私にとっては一生忘れられない、辛い体験でしたね。

その時に、どうやってこの痛みを克服したらいいか考えました。自分に起こることからは逃げられない。ならば自分がすべてを受け入れなくてはならない。痛みも、これから逃げようとするから痛いのであって、その中に入っていけばいい。

起こることはすべて享受しようとその時思ったのです。

これを我慢したら人生何が起きても大丈夫だという思いでしたが、やはりその後、それ以上の痛みは経験していません。

五日市 一人の主婦だった今野さんがエステの道に入られるきっかけがあったのですか。

今野 二人の子育てもひと段落した時に何か自分にできることはないかと自分を棚卸ししてみたのです。何をやろうかと考えた時、思いついたのが睫パーマでした。あれならできるかもと睫パーマの店を開くことにしたのです。

たまたまお客様の中で顔が荒れている人がいて、その方にパックをして差し上げたのがエステのスタートです。きれいになったとすごく喜んでいただいて・・・。

でも人様のお肌を触らせていただくのに勝手なことをやってはいけないと思って、本屋でツボや経絡の本を読みあさるようになりました。本を買おうにもお金がありませんでしたが。こうして、自分なりのやり方でエステを構築していったのです。

五日市 実際にお仕事を始められると、スタッフを抱えてお客様にサービスを提供するわけです。どのようにしてスタッフを育てられたのですか。

今野 小さなサロンでしたから、もともとは私一人でやるつもりでした。立ち上げの時はとにかく必死で、体力の続き限りお客様のために全力投球していたのですが、そのせいか腱鞘炎になりまして、肩もみのサービスができなくなったのです。

そんな時に「私、肩もみが得意です」という女の子のお客様がいて、「短期間でいいから」とその子をアルバイトとして雇いました。ところが、この子を雇ったことで私は大いに頭を痛めることになるんですね。

五日市 どういう人だったのですか。

今野 お客様として来ていた時にはわからなかったのですが、仕事場に入るなり無言、無表情なんです。慣れないからかなと思って、最初は会話や笑顔がないこともそれほど気に留めませんでした。

ところが来る日も来る日もそういう状態が続くと何かおかしいと思いますよね。

ある日、「お客様が帰られる時には『ありがとうございます』と言ってね。」と注意したら、「うるせうぇ」みたいな表情でにらみ返すんです。それからも、私だったら年上の人に絶対に言うことはない言葉を次々に投げかけられましてね。

やがてお客様からも苦情が相次ぐようになりました。

辞めさせるのは簡単ですだけど私はお客様に「申し訳ありません。本当に気分が悪いと思います。でもあの子はここ以外のどこかで勤まると思いますか?もし無理ならこの子はどこで働けばいいのでしょうか?」と申し上げて、「どうか一緒に育てていただけませんか」とお願いしたのです。

五日市 どうなりました?

今野 三年くらいたった時、あるお客様が私にこうおっしゃったのです。「先生、あの子の対応や声の出し方がまるで先生みたいだった。よくここまで育ててくれましたね」って。

この言葉を聞いた時は本当に嬉しかったですね。その子はいまも私の下にいて店長を務めております。自分が育てられたように、スタッフを忍耐強く、愛情深く育ててくれています。

五日市 普通、同じ給料を払うのなら仕事のできる人をと思うところを、あえて手のかかる人を引き受けて一人前にされている。今野さんは経営者でありながら、教育者のような面がありますね。ある意味理想的なお話ですが、それを実際に日々実行されているところに強い感動を覚えます。

今野 やはりそれも小さい頃から人間はいつ死ぬか分からない、その間に自分の縁のあった人々を精いっぱい生かさないといけないということが腑に落ちているからだと思います。でも、私についてくることだけが幸せだとは思っていないのです。

五日市 というと?

今野 こういうことがありました。以前のサロンが手狭になって新しい場所に引っ越すことにしたのですが、そこの家賃が七倍だったのです。ある占いのできる人からも「あなたはいま大殺界の真ん中だから絶対にやめなさい。やると七つの悪いことが起きますよ」と釘を刺されましてね。

五日市 で、どうされたのですか。

今野 それを聞いて私は「これはぜひやらなきゃ」と思いました。なぜなら人生は楽しまなきゃならないでもそれは決して楽をすることではない。小指でちょちょいとできることをやっても誰も楽しくない。どうせやるなら困難を乗り越えてこそ、本当の楽しさが得られると、そう考えたわけですね。

五日市 すごい発想ですね。確かに苦難を乗り越えた後の達成感は幸せそのものですね。

今野 そこで私はスタッフに移転の話をし、「これは嵐の中、船を出すようなものなのよ。嵐の真っただ中では誰にも頼らず、自分でしっかりとつかまっていかなくてはいけない。そして私が『帆を揚げろ』と言ったら揚げないといけない。そういう人だけについてきてほしい」と呼び掛けました。

その上で「私の人生はあなたたちを育てることに懸けます。その愛情は形にしたら大変厳しいことになるかもしれない。それを自分で幸せと思える人だけついてきなさい」とも言いました。そして、結局全員がついてきてくれたのです。それが三年前の六月でした。

五日市 いや、すごい話ですね。三年前というと、その翌年に世界一になられたんですよね。

今野 一緒に行こうという皆の気持ちが固まっていなければ、行く意味がないと思いました。先に立つ者は言葉も大事ですが、発するものイコール生き様だと思うんです。

五日市 人の生き様は、行動でしか伝わらない。

今野 大事なのは、言葉と常日頃の実践です。その価値観を共有するスタッフがいて、その中で自分を生かすステージが会社なのではないでしょうか。

私は「心は行動なり、行動は習慣を創り、習慣は品格を創り、品格は運命を決す」という言葉が好きです。

大事なのは儲けや名声より、自分の魂の品格を高めることだと思っています。

~以上 抜粋~

私は、この最後の「大事なのは、自分の魂の品格を高めること」という言葉を聞いたとき、鳥肌が立つ想いでした。

私が求めていたのは、こういう生き方だったんだ、と思ったのです。

当然ながら私は凡人ですので、今野さんと同じようなことは出来ません。
でも、志があれば、そして言葉と行動が伴えば、多少なりとも魂の品格を上げていく、磨いていくことは出来るのではないか、と思ったのです。

素敵な対談を企画していただきました知致出版社にも心より御礼申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

さて、それでは上記対談を補足すべく(?)先の講演会で心に残ったお話を簡単にピックアップしようと思い、UPしたところ、なんと文字数が3000字ほどオーバーとなってしまいました。号泣

ということで、即座に続きをUPいたしますので、どうぞそちらも併せてご拝読いただけましたら幸いです。






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最終更新日  2007年01月22日 23時42分27秒
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