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ハッピー&ラッキーな日々

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2007年02月01日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

リンクさせていただいている、Michelle7さんのブログで素晴らしいお話をご紹介されていましたので、ご許可を得てこちらに掲載させていただきます。

ご友人から送られてきたお話だそうです。 

~ニューヨークの、とある大学病院で、アメリカ人医師が体験した実話~

小児科病棟にナンシーという名の小さな女の子が

入院して来ました。ナンシーは三歳になっていたのですが、

身体が生後一歳半程度の大きさにしか成長していませんでした。

本来なら可愛い盛りなのに、まるでなにか...

"猿の干物"のような痛々しい姿です。

  病院の医師たちは、"大きくならない原因"があるとみて、

様々な検査をしましたが、器質的な異常は見当たらず、

病気でもありませんでした。あらゆる手段を講じましたが、

ナンシーは少しも成長しないばかりか、声を出す元気すらありません。

  入院して三ヶ月経った頃、看護師の一人が主治医に、

「ナンシーの家族が一度も面会に来ていません」と告げました。

周りのスタッフたちも、ハッとしました。

そしてすぐに両親に呼び出しを掛けました。

ところが、ナンシーの両親は一向に病院に現れませんでした。

  主治医はとうとう堪り兼ね、ナンシーの両親に会いに行こうと

決心しました。入院時に書き込まれ、提出されていた書類で

住所を探し、訪ねて行きました。

  両親の住むアパートに着いて、インターホンを鳴らし、

「ナンシーの主治医で◇◇です」と名乗りました。

ナンシーの両親と見られる若い女性が出て来てドアを

開けましたが、「ちょっと待ってください」と言うなり、

主治医の顔も見ずに、すぐに奧に姿を消してしまいました。

主治医は居間に通されはしたものの、そのまま放っておかれました。

書斎では、ナンシーの両親であるらしい男性と女性が、

パソコンの画面に向かって、必死な形相で、論文か何かを

打ち込んでいます。

  かなりの時間が経ちました。

  母親とおぼしき、その女性が、やっとキーボードを打つ手を止め、

医師の方にやって来ました。

父親は、コンピューターの画面に向かったまま、

訪問者・医師の方に視線を向けようともせず、

ただ画面の作業に没頭していました。

  「あの子は必要なかった。子供はまだ欲しくなかったんです」

母親は口を開くと、真っ先にこう言いました。

この両親は、聞けば世界的に有名なハーバード・ビジネス・スクールの

最終学年に在籍しているとの事。

このスクールでは毎年多くの経営者を輩出し、またその授業内容の

厳しさでも有名でした。「今書いている論文に、自分たちの将来が、

明るい未来がかかっているんです。だから必死で書いているんです」

 母親はやつれきった表情で言いました。「だから欲しくなかったんです。

でも勉強が忙しくって堕ろせなかったんです。

あの子は、こんな忙しい時に生まれて来て、厄介な子なんです」

 「兎に角、論文さえ済んだら面倒を見ますから」そう言うと母親は、

医師を追い立てるように、ドアに導きました。

その間、書斎で画面に向かっていた父親は、たった一度も、

医師の方を見ようとも、話を聞こうともしませんでした。

ナンシーの主治医は黙って病院に戻りました。

 

  次の日、主治医はナンシーを陽あたりのいい、人の行き交う廊下に

移しました。ベッドごと!  そして、そのベッドを置いた廊下の壁に、

大きな張り紙をしました。

『わたしはナンシーです。あなたがここを通る時、もし急いでいるなら、ナンシー!と呼んで、微笑みかけてください。

もし、あなたに少し時間があるなら、ナンシーと呼びかけ、わたしを抱き上げあやしてください。

もし、あなたにゆっくりと時間があるなら、
ナンシーと呼んで、わたしと一緒に遊んでください。
わたしを抱き上げ、
頬ずりし、あなたの胸や腕や、声のぬくもりを、わたしに伝えてください』

  早速、ベッドの脇を通りかかる医師、看護師、患者さんたちが、

それを実行し始めました。ある人は通りすがりに名前を呼んで、

にっこりと微笑みかけ、ある人は立ち止まって頬ずりし、

あやし、愛情いっぱい注ぎました。ある人は抱き上げ、

自分の病室や庭のお散歩に連れ出しました。

誰もが時間をゆっくり取れても取れなくても、優しい言葉で温かい心を

伝えていきました。

  そうして、三ヶ月が経った頃、ナンシーの体重は正常な三歳児に

ほぼ近づき、可愛い笑顔を見せて笑い、言葉も急速に覚え始めました。

 

  自分の事で精一杯な両親でも、ナンシーに対して食べ物は与えて

いました。しかし本当に人間を育てる「愛情」を与えていなかったのです。

病院の医師や看護師、入院患者、見舞い客たちは、

「人間が人間として成長するために、最も大切な不可欠なもの」があると

いう事をナンシーを通して思い知らされました。与えたはずの人たちが、

逆にナンシーから、それを教えて貰っていた......、

いいえ、与えて貰っていたのです。最も大切なもの--を。

 

  人が癒されるには辛い思いをします。人生は、決していい事ばかりが

起きる訳ではありません。私たちは、幸せとは、なんにも苦しみがなくて、

何事も自分の思い通りになる事と思いがちではありますが......。

本当に全てが自分の思い通りに動いてくれたら、どんなに楽で、

いいでしょう。しかしそんな事は万に一つも起こらず、イヤな起きて

ほしくない出来事が起ります。

  この世はいい事ばかりではありません。辛い事も悲しい事も起きて、

陰と陽のバランスが取れるようになっているのではないでしょうか。

人生の辛い、悲しい事を通してはじめて、人の心に寄り添える人に

成長するのではないでしょうか。

人間の成長とは、「あなたが何かしてくれるなら、私もあなたを大切に

しましょう」という条件付きの関係から、人間の深いきずなに目覚め、

「あなたの痛みは私の痛みである。あなたは私である」という、

人間の連帯を体験しはじめ、条件付き愛情から、無条件の愛情へと

転化した時と言えましょう。

心の中心軸が、自分中心から他人へ、他人を含む大きな世界へ

向かって方向転換をした時。これこそが「改心」という事であり「癒し」

です。そういう人たちを見ていると、見ている側の人もまた癒されて

ゆくのです。

 私は沢山の人々との出会い、特に死に逝く人たちとの交わりを通して、

癒しの恵みをいただきました。お一人お一人が、貴重な体験を私に

分かちあってくださる時、また聴いた事を、一人心の中で思い巡らす時、

私は生きている喜びと、至福の煌めきを体験したのでした。

それは幼いナンシーが、陽のあたる広い廊下で、人々から愛を

いっぱいに受けていた時と同じだと確信しています。

  一人でも多くの方に、この命の煌めきを味わっていただけますように。

感謝を込めて
--作者 鈴木秀子--

鈴木秀子さんの本を読んで まとめたメモです。

~~以上、Michelle7さんのブログからの転載~~


私はこのお話を読んで、涙が溢れてきてしまいました。

素晴らしいお話をシェアしてくださいましたMichelle7さんに心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


生きること、愛すること、成長するということ・・・

多くを語らずも、小さなナンシーがこの短いお話の中でたくさんのことを教えてくれた気がします。

ナンシーに、そしてこのブログをご拝読いただきました皆様に、たくさんの幸せと愛が注がれますよう、心よりお祈りしております。


齋藤一人さん、天然塩、浄化についてご興味のある方はこちらにもどうぞ♪






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最終更新日  2007年02月02日 00時58分58秒
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