テーマ:中学生ママの日記(17631)
カテゴリ:中学生の日常
今日、娘の期末試験が終わりました。
先日の一件以来、娘の勉強の理解度がマジで心配になったため、過保護かな~と思いつつも、理科と家庭科をのぞく教科の試験勉強の面倒をみました。娘に勉強をこれほど真剣に教えたのは、かなり久々でした。数学と英語は、練習問題も作ったし。これでも昔は某専門学校の一応教師だったので、テスト作りは全く苦になりません。むしろ楽しいぐらい(笑) 例えば数学は、こんなのを。(一次方程式ね~) く~てんさんの家から駅までは2kmです。ある日、く~てんさんは、家にチケットを忘れて芝居を観に出かけてしまいました。分速100mで歩くく~てんさんが家を出てから、すでに10分が経過しています。そこで娘のAちゃんが、時速18kmの速さの自転車で必死に追いかけました。何分後に追いつけたでしょうか。また、追いつけた場所は、駅まであと何メートルの地点でしょうか。 他にも色々と作りましたが、家族や友だちが登場する問題なので、面倒ながらも楽しく取り組めたのでは。…母の自己満足?成果として現われたら嬉しいんだけれど、どうかなぁ。 小学生の頃に勉強をみてあげても、中学になれば自分でやるか、塾におまかせするのが一般的な気がします。が、我が家では小学校時代、良くいえば「のびのび」、悪くいえば「放ったらかし」にしたので、勉強のやり方そのものが全然身に付いていなかったのです。我ながら、6年間のツケが回ってきたな~と痛感しています。 娘の勉強をみていて、私の中学時代に、勉強は出来ないけれどおおらかで憎めないMちゃんという子がいたことをふと思い出しました。試験当日の朝、登校してとりあえず社交辞令のように「テスト勉強した~?」と聞き合うと、Mちゃんは「私、やったよ」と言いつつ、各色のラインマーカーで線引かれた教科書や、手作りの単語カードを見せるのです。彼女的には、試験前夜にしたこれらの「作業」が「勉強した」ということなのでしょう。中学生ゴコロにも「前の日にそんなことやっても遅いってば」と思ったものですが、うちの娘ちゃんは、かなりそれに近い天然ちゃん。一学期に至っては「テストのための勉強」は、殆どしていなかったみたい。 本来勉強とは、自発的な欲求(知識欲とか自己実現のためとか)による行動であって、点を取るため、結果によって評価をされるためではないはず。だから娘にも、「本当の勉強は、もっと”知りたい””やりたい”と思うもので、実はとても楽しいもの。だけどテスト勉強は、点を取ってナンボだから、面倒臭くてもやるしかない。やれば点はとれる。」と話す。どこまで伝わったのかはわからないけれど、高校や大学の受験、会社の入社試験などなど、これから先いやでも試験はあるし、大人になって世の中に出てからも”やらねばならない”ことに直面するだろうし。 そんな時に、すぐ「めんどくせー」と、投げ出す人間になって欲しくない。テスト勉強は、忍耐力を養う効用もあるのかもしれませんね。 これまで、何をやっても駄目ダメに近い娘には、やればできるという成功体験を味わってもらいたいです。たとえそれが親がかりであっても、自信への取っ掛かりになることを期待! 自信がつけば、そこから先は自分の力で何とかするでしょうし。自分の力を信じることが、自信よね。まさに字の通り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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