カテゴリ:バレエ(国内バレエ団)
東京バレエ団
「真夏の夜の夢」「バレエ・インペリアル」 ゆうぽうとホール 開演 19:00 『バレエ・インペリアル』 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・I・チャイコフスキー <主な配役> 吉岡美佳ー木村和夫、田中結子、長瀬直義ー横内国弘、乾友子ー高木綾 キラキラのバレエ絵巻でした。バランシンのお馴染みアブストラクト・バレエです。プティパとチャイコフスキーへのオマージュとして創作された、ロシア宮廷の香り漂う壮麗なバレエ(プログラムによる)…ということで、あれこれと空想を膨らませながら鑑賞しましたが、やはりロシア物はロシアのバレエ団で観たいです。マリインスキー・バレエ団、できればロパートキナ希望。 『真夏の夜の夢』 振付:フレデリック・アシュトン 音楽:フェリックス・B.メンデルスゾーン <主な配役> タイターニア:アリーナ・コジョカル オベロン:スティーヴン・マックレー パック:中島周 ボトム:平野玲 ハーミア:高村順子 ライサンダー:平野玲 ヘレナ:長谷川智佳子 デミトリアス:野辺誠治 オベロン役に予定されていたヨハン・コボーが怪我により降板したため、ソリストのスティーヴン・マックレーが代役となりました。ロイヤル・バレエ団のスター候補の1人だそうで、先日コジョカル相手にロミオデビューもしたとか。 マックレーはオベロンにしてはちと貫禄不足かな~と感じたけれど、若々しく美しい妖精王でなかなか魅力的でした。あまり期待せず観たのが失礼なぐらい。グリーン系の妖しい?メイクもよくお似合い♪で、華奢で可憐なコジョカル@タイターニアとの釣り合いも良かったですね。 パック役の中島さんは、ちょっと重ために感じるところもありましたが(ABTの「真夏~」でコルネホを観ちゃってるからねぇ)悪戯者のパックを楽しそうに演じていました。楽しいといえば、ロバの被り物が実によくできていて、動きに合わせて口がパクパク動いてとても可愛かった。ボトム役の平野さんが最も拍手をもらったのは、トゥ立ちのロバダンス!男性でもトゥシューズであんなに軽やかに踊れるのね。まぁ、男性ばかりのコミックバレエ団は皆さん軽やかですが…。 惚れ薬に翻弄される人間関係もコミカルで楽しかったです。ハーミアとヘレナのビンタ&つかみ合いの喧嘩には笑いました。 「真夏の夜の夢」のストーリーをきちんと網羅するには場面が足りない気もしますが、コンパクトにまとまった楽しい作品でした。 悶々とした気分のまま外出したけれど…観に行って良かったです。舞台鑑賞は気晴らしに最高♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.30 23:19:39
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