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カテゴリ:山と生きる
2014年6月、スウェーデンで開催された第26回MAB(「マブ」=人間と生物圏)計画国際調整理事会において、南アルプスユネスコエコパークが正式に登録承認されました。
ユネスコエコパークとは、ユネスコ人間と生物圏計画の枠組みに基づいて、ユネスコに国際的に認定された地域です。 世界遺産が、手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的とする取り組みです。 生物と文化の多様性 南アルプスは3,000m峰が連なる急峻な山岳環境の中、固有種が多く生息・生育するわが国を代表する自然環境を有しています。 富士川水系、大井川水系及び天竜川水系の流域ごとに、古来より固有の文化圏が形成され、伝統的な習慣、食文化、民俗芸能等を現代に継承してきました。 位置図 地域 従来、南アルプスの山々によって交流が阻まれてきた3県10市町村にわたる地域が、「高い山、深い谷が育む生物と文化の多様性」という理念のもと、 南アルプスユネスコエコパークとして結束。 南アルプスユネスコエコパークの活動 南アルプスの自然環境と文化を共有の財産と位置づけるとともに、 優れた自然環境の永続的な保全と持続可能な利活用に共同で取り組むことを通じて、地域間交流を拡大し、自然の恩恵を活かした魅力ある地域づくりを図ることを目指しています。 南アルプス自然環境保全活用連携協議会 南アルプスユネスコエコパークの取組み 南アルプスライチョウサポーター制度 世界ネットワークに登録 持続的に お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.07 06:00:16
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