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カテゴリ:花紀行
中部横断道下部温泉早川ICを出ると、富士川右岸の美しい花々が目に飛び込んできます。山梨県身延町下山(しもやま)です。
ひときわ鮮やかなのが、身延山の裏参道・杉山へと登る杉山橋と有限会社円崎興業周辺です。 杉山橋あたりからの富士川左岸の眺望。醍醐山と中部横断道下部温泉早川IC。 花桃の咲き乱れるこのあたりに、穴の開いた柄杓が奉納されている、珍しい祠があります。 昔々このあたりに住んでいた若夫婦が難産に苦しみ、旅の僧にすがりました。 旅の僧は柄杓を用意させると、お教を唱えながら柄杓に穴を開け水を通しました。 すると無事元気な男の子が誕生し、若夫婦は喜んで柄杓を祠に奉納したといいます。 以来この祠は安産の神として信仰され、柄杓を奉納しにやってくる人が今でも後を絶ちません。 振り向けば、花越しに富士川と蝙蝠山の絶景が楽しめます。 左から五老峰・大ガレの頭・毛無山(併せて通称・蝙蝠山) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.31 06:00:08
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