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2008年07月15日
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カテゴリ:坂田 博昭

 私が出かけたロイヤルアスコット初日は、3つのG1レースが行われた、豪華絢爛な一日でした。

 レースの結果等については、すでに報じられているとおりですので、ここでは割愛。現地で見た馬の姿だけ、ご紹介しておきましょう。 

080715haradasun.jpg
クイーンアンS(直線1600m)を勝った、ハラダサン
父はフサイチペガサス。
この春オーストラリアからヨーロッパに転じて、アスコットで結果を
出しました。
この勝利がオーストラリアでの2つを含めて、G1は3勝目。
最高の勲章をひっさげて、オーストラリアで今シーズンから
スタッドインします

080715darjina.jpg
ダルジナ
昨年暮れから香港→ドバイ→ロンシャン→アスコットと、世界を
巡って善戦。
この日も僅差で2着。本当に惜しい星を逸しました。
写真を見てもわかるように、本当に綺麗な馬です。

080715finscealbeo.jpg
一方こちらは、3着のフィンスケールビオ
ダルジナの馬体が牝馬らしさを感じさせるのに対して、こちらは
ごっつい馬体。迫力十分!
昨年英愛2つの1000ギニーを制したというのも、頷けます。
前走タタソールズ金杯2着に続いてここも3着と好走
したんですが…
その後の2走がサッパリ。復調の道、未だ途上のようです。

080715mountnelson.jpg
マウントネルソン。この日は奮いませんでしたが、
次走のエクリプスSでは大接戦を見事制して、2つめのG1
タイトルゲット!
そこから考えるとこの馬体、少々太めでもあったんでしょうか
ねぇ…??

 

 変わっては、第2レースのキングススタンドS(直線1000m)

080715kingsstand.jpg

 ゴール前、写真一番手前にいるのが、勝ったエキアノ。その向こう側にテイクオーバーターゲットがピタッと並んで、最後まで激しい競り合いが続いたのですが、最後までエキアノが譲りませんでした。

080715equiano.jpg
勝ったエキアノ。スペイン調教馬が、初めてロイヤルアスコットで
勝ちました。
このあとイギリスに移籍するとのこと。
グローバルスプリントチャレンジのポイントも稼ぎましたが、
果たしてアジア遠征はあるのでしょうか?

080715takeovertarget.jpg
テイクオーバーターゲット。9歳という年のせいもあるのか、
正直日本で見たときのような「ド」のつく迫力は感じませんでした。
トモのあたりの力強さはさすがなんですが…
この4日後に行われたゴールデンジュビリーSでも4着と敗れたあと
脚元の不安から予定を切り上げて帰国。
今後については、故障が癒えてから判断するとのことで、引退に
ついては明言されませんでした。

080715kingsgatenative.jpg
キングスゲートネイティヴ。結構重量感のある馬体。
この日は結果を出せませんでしたが、4日後の
ゴールデンジュビリーSは見事に勝利。
昨年2歳の身で古馬の短距離戦ナンソープSを制したその素質、
伊達ではないことを示しました。

 

 G1レース3つめは、3歳馬によるセントジェームズパレスS(芝1600m)
 ここはもう、この馬一色というムードでした。

080715henrythenavigater.jpg
ヘンリーザナヴィゲーター
英・愛ギニーダブルを達成し、この日ももう圧倒的な強さで
「ハットトリック」。
マイルで結果を出したこの馬、このあとは距離延長も取りざた
されていますが…
馬体はまあこんな感じですわ。強そうだけど、距離はどうでしょ??

 

 で、そんなこんなでレースは進み、楽しいロイヤルアスコットの1日も終わりを迎えつつあります。

080715-1.jpg
レース風景。最後まで紳士淑女は熱狂!

080715-2.jpg

 レースが進むと、競馬場脇の行動をこのように紳士淑女を乗せた馬車が通ります。
 このまま帰るわけじゃないでしょうから、車が止めてあるところまで移動するのかな?

080715-3.jpg

 このように、ラッパを吹き鳴らしながら、馬車が通り過ぎていく。
 独特の風景です。

080715-4.jpg

 馬車で登場された女王陛下も、お帰りは車。エレベーターで下まで降りていらして、スタンド入り口に横付けされた車に普通に歩いて乗り込んでいきます。
 勿論その様子は、多くの紳士淑女が見守ります。

 

 全てのレースが終わった競馬場。このようにその賑わいの場所をあとにする人もあり、また一方で余韻を楽しむ人々もあり。
 そんな競馬場の中では、このようなものが配られます。

080715-5.jpg

 歌集。イギリスの人ならみんなが知っている歌の歌詞が、納められています。

 で、本当にみんなで歌うんだな、これが。

080715-6.jpg

 この群衆。すでにレースは終わっているのですが、このように皆で集まり同じように配られたユニオンジャックを振り回しながら、みんなで歌を歌って時が過ぎるのを惜しみつつ、日が暮れていきます。
 みんなで歌集を見ながら歌っている雰囲気は、なんだか子供頃のキャンプファイヤーの時のあの気持ちに似ています。一体感。その時を楽しむという気持ちの高まり。紳士淑女とて、そんな気持ちは同じなんでしょう。

 これ、見てると結構ジーンと来ます。ああ、ロイヤルアスコットで1日過ごしたんだな~って、そんな気持ちがこみ上げてきました。

 

 こんな風に、ロイヤルアスコット、楽しいです。名馬も存分に見られます。話に聞いて思うほどの敷居の高さ、出かけてみれば一切感じることはありません。

 是非チャンスを作って、出かけてみてはいかがでしょうか?






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最終更新日  2008年07月16日 00時47分57秒
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