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カテゴリ:坂田 博昭
今年も行ってまいりました!香港・シャティンのシーズン最終開催。 MTR馬場駅から競馬場へ繋がる通路。早い時間からご覧のように人の列。
レース開始前、パドックにてオープニングイベントとして行われていた、歌謡ショー
こんな風に、いわゆる「追っかけ」の人たちが、パドックの周りには多数陣取っていました。声援や合いの手。野外コンサートに来たみたい。その後ろでは、いつも競馬場に来ているおじさんたちがショーの様子を見守る、所在なさそうな姿も…。
昨年のこの日は、曇り時々バケツをひっくり返したような豪雨、だったのですが、今年はご覧のように青空も出ていい天気。風が心地よい一日でした。
1R終了後に行われた、見習いジョッキーの見習い卒業式。こういうイベント、若手の存在をアピールするために、いい取り組みなのではないでしょうか?
この最終開催の日は、各部門の最優秀馬と年度代表馬が発表される日でもあります。昨年同様に各レースの間で、1部門ずつ発表が行われ、その都度記者会見。 そのセイクリッドキングダムの来シーズンは、日本遠征からスタート。当初話に出ていたセントウルSは検疫の都合がつかず回避とのことですが、中山・スプリンターズSには大いに意欲を見せていました。
レースの方も熱戦続き。熱が入りすぎてラフプレーに繋がったか、到達順位発表のあと「抗議」→「抗議成立」で着順変更の上確定!ってのが1件ありました。
全レースが終了したあと、最後に残った年度代表馬は、勿論グッドババでした。
さて、今年のシャティン最終開催の目玉は、オリンピックに向けてのプレイベント。香港では馬術競技が行われるということで、当局主導ながらそのオリンピックを盛り上げようという取り組みが各所で行われております。 写真は、その香港のオリンピックを応援する歌「十項全能」を歌う豪華アーティストの面々です。 中央の白服は、言わずと知れたジャッキー・チェン。その右がジョーイ・ヨン。そのほか、目もくらむようなスターたちが、シャティンの馬場に一堂に会しました。
今年の夏の香港は、とにもかくにもオリンピック一色。本土の方では「色々なこと」が取りざたされて一体どうなる?みたいな雰囲気も漂ってきましたが、ここ香港では、少なくとも運営側の気合いは十二分に感じることが出来ます。
最後は、このようにスターティングゲートにぶら下がったジョッキーたちが、小さな馬のぬいぐるみを投げ入れてプレゼント。写真には見えにくいですが、ゲートの一番右端にはジャッキー・チェンの姿も!!!
香港の来シーズン。新たなドラマの始まりは9月15日。馬たちや人たちが、どんなレースを見せてくれるのか、休みに入った先からもう次が楽しみでなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月22日 08時30分50秒
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