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カテゴリ:奥村 武
先週はパララサルーちゃんがやってくれましたね!
桜花賞トライアル アネモネステークスを優勝です。 そしてチューリップ賞、アネモネステークス、フィリーズレビューと桜花賞へのトライアルレースの全てを関東馬が優勝。 これは1991年以降現在のトライアル競走が整備されてから初めてのことだそうです。 本番はやっぱり・・・なんて結果にならないようにパララサルーちゃんにはしっかりと頑張ってもらいましょう。 さて、そのアネモネステークスですが枠入りのあまり良くないお馬さんがいたこともあり、少々ゲート内で待たされる形となってしまいました。 普通のお馬さん、しかも3歳の女の子ですからゲート中でいらいらしたりそわそわしたり。 中にはすっかり走る気が失せてしまう子もいます。 そんな中サルーちゃんはどうだったのか。 ・・・ボーっとしていたそうです。 彼女はいつもそうなのだそうですが、のんびりしているというかなんというか。 心の余裕が普通のお馬さんとは違うようです。 でもこれはきっと自信の表れ。 自分の走る能力に自信があるからこそ慌てない。 競走中も同じなのだそうで、道中はあまり進んでいかないのです。 ジョッキーに慌てるなよと言わんばかりです。 ですからおとといのレース中も北村騎手は3コーナーあたりから気合を付けていましたよね。 あの時ジョッキーは心の中で「怒れ、怒れ」と祈っていたのだそうです。 それくらい熱くならない性格なんですね、彼女は。 競馬が下手でそこが課題なんて言われていますが、そこが彼女のいいところな気がします。 おとといだって見ている方も、乗っているほうも焦りました。 だけど何度もリプレイを見ると2着馬を交わす前から、彼女の耳は両方ともピンと立ち前方に注意をしています。 つまり彼女は「まだまだ余裕です」という表情をしています。 しかし本番の桜花賞は初めての阪神競馬場。 今まで通りというわけにはいかないでしょう。 油断なく、いつも通りを心掛けて頑張ってもらいましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月12日 09時54分32秒
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