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テーマ:楽天写真館(354388)
カテゴリ:大川 充夫
ミツオーです。今週は、笠松競馬の実況を担当します。
さて、2日に、竹之上さんが書いてくださいましたが、5日(火曜日)、金沢競馬場では、東海・近畿・北陸交流の重賞、第58回MRO金賞がおこなわれました。わたくし、実況を担当しました。
この日の金沢地方は、たいへんな猛暑。 いや、金沢だけが暑かったわけではなく、全国的に猛暑だったんですが。関東内陸では39度にまでなったという話でした。北陸でも、35度を軽く上まわる猛暑日でした。
南から強い風が終日、吹きつけていたのですが、この風が熱い。 いや、ホントに。 何というか、ドライヤーの風なんじゃないかと思うような熱風でした。こんな風では、いくら吹いてきても、まったく涼しさなんか感じません。本当にひどく暑い一日でした。 ↑写真でおわかりいただけるかどうか…。 馬場内掲揚ポールの旗が、強風になびいています。
このように、美しい山も近くに見え、緑ゆたかな金沢競馬場ですら、あの暑さですから、街中は、それはそれは暑かったに違いありません。
MRO金賞は、金沢に初めて東海ダービーのタイトルをもたらした、ケージーキンカメが、強力な遠征馬を迎え撃つ図式。 JRAから金沢に移籍後、6戦負けなしでダービー馬となったケージーキンカメは、地元金沢ではたいへんな人気。前走のJDDこそ大きく敗れたものの、その人気にかげりはなく、このレースでも単勝式1倍台(締め切り10分前時点では、まさしく1.0倍)。 この馬への期待が、実に大きなものであることを、あらためて思い知りました。
しかし、竹之上さんも書いてくれたとおり、遠征馬も強力。 とくにトーコーポセイドンは、兵庫の2歳チャンプ。兵庫ダービーこそ敗れていますが、東海ダービー馬との実力は拮抗していると考えるのがスジ…ではないのかな?と、事前に思ったりもしておりましたが…。
↑トーコーポセイドン。…むこう向いちゃった(汗)。 ↓ケージーキンカメ。キングカメハメハ産駒対決だ。
好スタートを切った、ケージーキンカメとトーコーポセイドン。 ケージーキンカメが、ハナをゆずるようなカタチで、トーコーポセイドンの逃げとなりました。ケージーキンカメは3番手から。向う正面で追っていき、3コーナーからは、ほぼマッチレースの様相。
直線、外から、ケージーキンカメがトーコーポセイドンを捕らえるか?というシーンがありましたが(実際、実況しているわたしは、「先頭は変わるか?」と言っています)、そこからのトーコーポセイドンが実にしぶとかった。
すこし馬体を離して抜き去ろうとするケージーキンカメに、おそらくは意識的に馬体をあわせに行って、抜かせない、抜かせない。
直線いっぱい続いた追い比べは…アタマ差、トーコーポセイドンがしのぎ切りました。 いや~、ホントにしぶとい。 これがこの馬の持ち味、ということなのでしょう。強さを見せつけてくれました。
2着に敗れたケージーキンカメ騎乗の青柳正義騎手は、
「馬の調子は悪くなかったんですが、少し体が重かったかもしれません。大井のときとくらべて、少し、スタートダッシュがつかない感じがありました。 直線は、本当にかわせそうだったんですけど、相手の粘り勝ちですね。 今回のことで、人馬ともに成長できるように、がんばります」
と語ってくれました(勝った大山真吾騎手の談話がとれていません・汗。もうしわけなし)。
何と言いますか、きっと兵庫のファンの方々は、
「見たか!」
ってな感じなんでしょうけども、金沢ファンとしてみると、
「む~ん、負けてしまったか…」
と、非常にくやしい思いをしたレースでした。 ただ、負けはしたものの、他地区のトップと同等の力量があることは示したわけで、やはり今後の金沢競馬を背負って立つ馬である、という思いも抱かせてくれました。
とにかく、猛暑日に繰りひろげられた、本当に熱いアツい、追い比べではありました。
んでもって、↓竹之上さんにならって、わたくしもビアガーデンへ行きまして(笑)。 ええと、わたしの写真には、ギネス記録保持者さまは写ってませんし、規模もだいぶん小さいんですが…(汗)。
熱い暑い北陸、ビールはホントにおいしいのでした(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月11日 11時51分59秒
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