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2016年01月16日
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カテゴリ:竹之上 次男
 土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。

 昨年の代表馬に選ばれたエーシンサルサが引退し、繁殖に上がることが分かりました。

 1月14日に行われた『白銀争覇』(笠松・1400m)に出走して、断然の1番人気に支持されながら、レースでは終始いいところなく8着に敗れていました。

 管理する橋本忠男調教師によると「本当はもう一回だけ園田で走ってから引退しようと思ってたんですけど、今回のレースがこのような結果たったので、これ以上走らせるよりも繁殖に上げる方がいいと思い、引退を決めてオーナーにも話をしました」

 引退時期や使うレースなどはオーナーから任せてもらっていた師ですが、なかなか引き際とは難しいものなのでしょう。

 繁殖に入るためには、競走馬を終えて、すぐに母となる準備とは簡単に行かないとも聞きます。

 なので、早めの選択ということにも繋がったのでしょう。

 同馬は2014年に重賞3勝を含む、オープン6連勝を記録。

 真夏のハンデ重賞『摂津盃』では、牝馬ながらに57kg(トップハンデ)という酷量を課せられながら、なんと強豪牡馬陣に6馬身差をつけて圧勝しました。

 このときの強さは、まさに鬼のような強さでした。

 代表馬となった昨年は、『兵庫サマークイーン賞』と『兵庫クイーンカップ』の古馬牝馬タイトルを制圧し、12月の『園田金盃』で並み居る牡馬を相手に快勝して、2年連続重賞3勝を挙げてみせたのでした。

 とりわけ価値があると思うのは、『摂津盃』で2年連続57kgの酷量を背負いながら2着となったこと。

 これほどハンデを見込まれる牝馬は、もう出てこないかも知れません。

 そもそも、このハンデでは出走すらしないことの方が多いでしょう。

 一昨年も昨年も、この酷量を背負った後に調子を落としていました。

 いかなサルサといえども、さすがに少なからず影響があったのでしょう。

 ぼくが強く印象に残っているレースは、2014年の3月、オープンで初めて2着になったレース。

 オープンに昇級後は4着、8着、7着とひと押しがきかないレースが続いていました。

 ところがこのレースでは道中早めにムチが入るも、直線ではまた勝ち馬に迫る粘りを見せます。

 その勝ち馬はトウショウセレクト。当時飛ぶ鳥を落とす勢いでオープンまで勝ち上がってきた短距離のスペシャリスト。

 この一戦で完全にひと皮むけ、次のレースから6連勝の快進撃が始まるのです。

 スタートがイマイチだった同馬が、このころから発馬が決まりだし、レースぶりに安定味が出てきました。

 兵庫デビューで新馬勝ちを収めるも、オープン馬にのし上がるまでは地道にコツコツと力を積み上げてきました。

 ひとたびオープンで勝ちだすと、これまでの苦戦がウソのように勝ち鞍を量産。

 オープン勝ちからの成績は16戦して【10-1-2-3】と劇的な変身を遂げたのでした。

 今後は繁殖牝馬として、自身を越えるような産駒を世に送り出してくれることを期待しましょう!

 お疲れさまでした、エーシンサルサ♪

◆戦績

39戦15勝2着5回3着5回

◆重賞勝ち鞍
'14読売レディス杯(金沢・1500m)
'14'15兵庫サマークイーン賞(園田・1700m)
'15摂津盃(園田・1700m)
'15兵庫クイーンカップ(園田・1700m)
'15園田金盃(園田・1870m)

〓Weeklyトピックス〓

★21日は園田クイーセレクション

 明け3歳牝馬限定重賞『園田クイーセレクション』が1月21日木曜日に行われます。

 注目されるのは、現3歳馬の中で最多勝となる5勝を挙げているスマイルプロバイド(牝3・飯田厩舎)。

 デビューからいずれも逃げ切りの3連勝で素質の高さをアピールしていました。

 ところが勇躍臨んだ初の重賞では、揉まれて来なかった脆さを出してしまい、8着と大敗。その後も連敗して3連敗。

 しかしそこから這い上がって来るのだから、並の馬ではありません。2連勝で再びスターダムにのし上がります!

 「控えても怯まなくなり、どこからでも競馬ができるようになりましたから」と鞍上の杉浦騎手も愛馬の成長を心強く感じています。

 「いま絶好調ですし、ランランランとの再戦が楽しみです」と言ったのは、連勝を途切れさせた重賞『園田プリンセスカップ』の勝ち馬のこと。

 同馬は、当時ホッカイドウ競馬の所属でした。勝ったあとにすぐ兵庫に移籍して、笠松とJRAへの遠征を3度使われようやくの地元戦です。

 ランランランも脚質面で幅が出て来ていて、強豪と戦った経験から、かなりの成長が見込めます。

 両者ともにモデルチェンジをして、再び相まみえる一戦は注目です!

★優秀馬表彰式

 平成27年優秀馬表彰式が、1月21日に行われます。

 前記したエーシンサルサ(年代表馬、最優秀4歳以上馬、最優秀牝馬)の表彰式も行われますので、是非とも園田競馬場へお越しください♪

★田中学騎手がまもなく復帰!

 昨年の7月から腰痛のため、戦列から遠ざかっていた田中学騎手が、いよいよ1月26日の園田競馬から復帰することが決まりました!

 その内容が兵庫県競馬組合を通じて発表されています。

 田中学騎手の情報は、各方面から伝わって来ていましたが、情報を一元化しようということで、ハッキリ復帰時期が決まってから、組合を通じての発表にしようということになっていました。

 とにかく復帰が決まり、本当に嬉しく思います。

 また園田が活気付くこと間違いありません!

★岩手の高松亮騎手が、今年も遠征

 昨年も期間限定騎乗で、園田を訪れた岩手の高松亮騎手が、今年も園田に参戦。

 1月19日~2月19日までとわずか1ヶ月ですが、どんなレースを見せてくれるか楽しみにしましょう!

 チャージアドバンスの記事で取り上げている大柿一真騎手は、この高松亮騎手に影響を受けて、昨年の躍進に繋げています。

 昨年の岩手リーディング4位の実力が、園田をレースを大いに揺るがします!

 とくに内を付くのが得意という高松騎手。

 来週からの園田は楽しさが増します!

 そして、再来週から田中学騎手が帰ってきて、さらに盛り上がるのです!!


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 あしたは佐賀競馬場に行くぜ!!





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最終更新日  2016年01月17日 00時05分14秒
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