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2021年03月15日
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カテゴリ:大川 充夫

ミツオーです。冷えてないビールを買いましたが、存外イケることが判明しました。



さて、2021年の金沢競馬が開幕しました!


JBCイヤーとなる今年の金沢競馬、冬季休催中にリニューアルされた箇所がいくつかあり、今回その新しくなった部分を見るのを楽しみにして、開幕シリーズに臨みました。



まずは、内馬場にある大型映像装置です。






この写真にある瓦屋根の構造物のうち、向かって右側がその大型映像装置(いわゆるビジョン。愛称はまだない)。


比較できる古い写真が手元にないのですが、新しくなったビジョンは先代のモノよりいくらか幅が広くなったそうで、ご覧のとおり、左端にレース着順が表示されるタイプとなりました。



これにともない、写真左側の瓦屋根構造物=これまで使われてきた着順表示板はその役目を終え、まもなく取り壊されるとのこと。




新ビジョンはもちろんクリアな画質がうれしいのですが、このように写真に撮っても、その画面の様子がキッチリ写るんですな。アレですよ、ナントカいうアレ、アレになったからですよ。走査線がどうとかでこうとかで、っていうアレ(すみません、バカで)。





続いてひと目で変貌ぶりがわかるのが、パドックです。




(新しくなったパドック)




(更新前のパドック)



このようにラバーをはり替えましたが、特に変わったのが中心部分。

パドックで馬が歩く周回コースの内側です。



以前は芝生でしたが、新装なったパドックでは騎手の言葉によると人工芝だそうで、新しいだけあって見た目にも緑色が鮮やかです。






そして、何と言っても大きな、そして興味のある更新は、馬場です。




本馬場の砂を全面的に入れ替えました。








↑変更前

↓変更後








…。

ええと、これじゃ何がどう変わったかワカランですな。





では、この写真ではどうでしょうか。








外側がレースで使用する本コース、内側が調教で使用するコース。今回砂を入れ替えたのは本コースのみです。




今回の開幕シリーズ初日(14日)が不良馬場→重馬場。2日目(15日)が稍重というコンディションで、多少、水分を含んだ状態なのですが、砂が新しくなった本コースのほうが白く見えますし、湿って色が濃くなった部分を見ると、古い砂(調教コース)は黒っぽく、新しい砂では茶色っぽくなっているのがおわかりいただけると思います。





この砂の入れ替えについては、騎手に話を聞くと、




「痛くなくなった」




という声がとにかく多い。



金沢競馬場の砂は旧来、特に雨で湿ったりするとかたまりのようになり、レース中に前の馬に蹴り上げられて飛んで顔や身体に当たり、それが非常に痛かったのだそうです。




「板ゴーグルを前は4枚使ってましたけど、今は2枚でよくなりました」




「前は弾丸でしたからね」




など、とにかく「痛くなくなった」ことを歓迎する声が誰からも聞かれました。




肝心の、レースや馬の走りにどのような影響が出るかですが、これは答える騎手によって様々。



基本的に、乾いた状態ではクッション性が良くなったことは間違いないようですが、湿ったときの締まり具合がどうなのか、内外の良し悪しはどうなのか、まだまだ手探りの状態のようです。



レースを見ての印象としては、好時計、差し馬が届きにくい、という感じですがこれもまた変わってくるかもしれません。





いずれにせよ、今回の砂の入れ替えにより、金沢競馬の馬場は昨年までとは大きく変わると思っていいと思います。



乗る側も、馬券を買う側も、時間をかけて攻略していくことになります。







開幕にあたって、金沢競馬所属騎手数人に話を聞くことができましたので、ご紹介しておきます。






藤田弘治騎手







(昨年の金沢リーディング。年間98勝は)ちょっと少ないなと思っていて、リーディングとれたのはよかったですけど、いつでも去年の自分に勝ちたいっていう考えがあるので、その面で足りないなと思っています。

120くらい勝ったことがあったので、今年はそれを超えられたらなあと思いますね。

大きいところも、ボクそういうのとるの少ないので、もっととっていかなきゃなと思っています。

コロナの関係で、お客さんの入場制限もまだ少ししているんですけど、JBCまでにたくさんの人に入ってもらえるようになってくれればと思います。そうなったら、ぜひみなさん足を運んでいただいて、金沢競馬で楽しんでいただけたらと思います。応援よろしくお願いします。







平瀬城久騎手





(ケガから復帰)身体の反応はね、まだ今ひとつですけど、これから徐々にギアをあげていければなと。そのへんは馬の力を借りて、挽回していきますよ。






田知弘久騎手


(田知騎手と堀場裕充騎手)


軽いねえ、馬場。(初日の後半レースで)急に時計出過ぎじゃない?

それまでは普通といえば普通の時計だったんだけど、急にじゃない?

内・外は、最初差があるかなと思ったけど、そうでもないかも。内々か、少し外目がいいかな?






栗原大河騎手





(2日目第10レースでサブノタマヒメに騎乗)すごく乗りやすい馬だと思います。強い馬特有の雰囲気を持っていて、おとなしいというか、ドッシリかまえているなと思います。

冬の間、攻め馬に乗っていたので今年の初めだけ任せてもらいました。

しっかり自分の役割を果たして、畑中騎手にバトンタッチできれば。

一年間ケガなく乗れればなと。

JBCイヤーですごく注目されると思いますし、そこで全国のファンのみなさんにアピールできたらなと思います。




(重賞2勝馬サブノタマヒメと春初戦を見事勝利に導いた栗原騎手)




柴田勇真騎手


南関東での期間限定騎乗については、今年は(前回と違い)ケガなく期間を全うできたのと一つ勝てたことが良かったと思います。

多頭数のレース、金沢にはない16頭というレースも経験して、馬をコントロールすることの大切さを改めて認識しました。


金沢開幕ですが、まずはPCR検査の結果がしっかり陰性とわかるまでは乗れませんので、開幕シリーズは騎乗しません。その間に、昨年のケガで手術したときに入れたボルトを抜いてもらいます。抜いてすぐ乗っていいと言われています。


昨年は重賞も勝たせてもらって成績もキャリアハイ。一年だけだったなと言われないように、今年もいい成績があげられるよう、JBCでも騎乗できるように、JBCイヤーを盛り上げられるようにがんばります!







金沢競馬では、昨年実施した入場制限を続行しています。

金沢競馬「ハッピーポイントカード」の会員の方のみ入場できます。入場の際はカードの提示が必要ですので、かならずお持ちください。



また、場内の滞留人数は1300人までとなっています。





2013年以来8年ぶり2回目となる金沢競馬場でのJBC。

そのJBCに向け、重賞レースの実施時期や条件にも変更があり、4月に入ると注目レースが目白押しとなってきます。




開幕したばかりですが、春シーズンから夏、そして秋のJBCまで、あっという間に進んでいきそうな今年の金沢競馬、どうぞご注目ください!

 





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最終更新日  2021年03月15日 16時11分07秒
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