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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
「札幌記念」が20日に札幌競馬場で行われましたが、昨年まで入場制限をしていた状況から普段のスタイルに戻り、まさに今年は場内に熱気が戻ってきた印象を感じました。香港遠征で2着に健闘したプログノーシスが、GI馬たちを一蹴し、悲願のGI制覇に弾みをつける圧勝を演じました。そのシーンに、場内から大歓声と拍手が沸き起こり、何とも言えない気持ちがこみ上げてきました。コロナ禍で思うように競馬場に入れなかった年月がありましたから、この雰囲気が戻ってきたことを素直に嬉しく思ったんだと思います。この「札幌記念」を制したプログノーシスには、ぜひGI馬となって再び、「札幌記念」に戻ってきて欲しいと思います! さて、その翌日から5日間、北海道市場で「サマーセール」が開催されました。とにかく蒸し暑く、1日が長く感じた1週間💦 「ふるやっちチャンネル」でホッカイドウ競馬のレース展望をアップしていますが、それも極力レース数を減らしたり、自分の体力との勝負が続きました。また、セールも初日は、午後8時半まで掛かり、その後も午後7時半に終われば早いと感じるほど。さすがに、これが来年も…となれば購買関係者から苦情も来ると思いますし、市場関係者に問い合わせると、来年の日程はすでに様々な意見を取り入れながら検討している…という話でした。6日間開催をぶっ通しでやるか、2週に分けるか…。どちらにせよ、ようやく日程と終了時間を検討してくれたことをありがたく思います。 セールを通しての最高価格は、4日目に上場されたキタサンブラック産駒の牡馬・バルスピュール2022でした。 (5400万円で落札された、キタサンブラック産駒のバルスピュール2022。写真提供:HBA) この総括は、スポーツ報知「こちら日高支局です」に書いていますので、こちらをご覧下さい。そして、初日の競りが始まる前に、2021年「サマーセール」で取引されたミックファイアが、「ジャパンダートダービー」を制して南関東三冠馬に輝いた偉業を讃え、表彰が行われました。 (ミックファイアの関係者に対する表彰の模様) この様子や、初日に北海道静内農業高校の上場馬が落札された様子なども、「こちら日高支局です」に書いています。ぜひ、こちらもご覧下さい。 地方競馬の各主催者の補助馬購買がセールを盛り上げ、売上総額はレコードを樹立しました。上場頭数が増えた分、売却率は歴代2位でしたが高い率を誇りました。活気に満ちた「サマーセール」の流れが、9月19日~21日まで開催される「セプテンバーセール」にもつながって欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月01日 10時07分56秒
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