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2024年02月22日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 先週の2月16日、盛岡市内において『2023 IWATE KEIBA AWARDS』表彰式が行われました。今回は、2019年に実施された2018年の表彰式以来となる交流会も併せて行われて(※2020年3月開催予定だった表彰式はコロナ禍の拡大により式全体を取り止め。以降昨年までは関係者の表彰式のみを実施)、ファンの皆さんと関係者が語り合う、久しぶりの光景も見る事ができました。




 さて今回は、そんな表彰式・交流会の会場でうかがった、昨季の各部門表彰馬の新シーズンの動向のお話を。
 まずは3歳以上最優秀馬そして年度代表馬となったノーブルサターン板垣吉則調教師にうかがいました。


★ノーブルサターンを管理する板垣吉則調教師。なお写真は表彰式の壇上でのものでお話を伺った時とは違います。他の調教師さんも同じ。


-まずは昨季のノーブルサターンの活躍を振り返って
「ノーブルサターンは一昨年の秋に私の厩舎に来て、ポンポンと重賞を2勝してくれて、23年度は春先から全力で行きたかったんですけれどもみちのく大賞典で着外になってしまった。シアンモア記念を勝ってくれて波に乗っていくのかなと思ったんですがちょっと体調を崩してしまったんですね。そこで、私の判断で思い切って夏場は完全休養させることにしました。
 秋の復帰初戦は結果が出なかったのですがそれは織り込み済み。次の北上川大賞典では完勝してくれました。トウケイニセイ記念も、間隔は短かったのですが予定通りに挑んで良い内容で勝ってくれた。こうなればもう、桐花賞連覇を狙いたいなと。鞍上の好騎乗もあって本当に強い競馬、本当に良い結果を残せたのではないかと思っています」

-一昨年と比べると昨年、昨季はそんな調整の流れも手の内に入ったのかなと,見ていて感じました
「体調を読み切れない部分があって、私が“調子が良い”と思ってレースに行くとちょっと結果が出なかったりしてね。今年はひとつ歳を取って10歳、年齢的には決して楽ではないですけど、馬はまだ若いですからね。その辺に期待したいですね」

-ローテーションは、では昨年のような形になりそうでしょうか?
「そうですね、そうなるのかなと思っています。春から始動して、夏場は少し休養して後半戦・・・のような。連続で年度代表馬に選ばれるような活躍ができれば」

 ノーブルサターンについては、自分は意外に得意・不得意な条件がはっきりしているタイプだと思っています。昨年のそれぞれのレースでもそんな前提で評価をしてきました。
 一番いいだろうと思うのはワンターンのマイル。広いコースで、自分のペースで戦える形がベター。本来あまり長い距離は合わないだろうとも。
 それだけに、水沢の桐花賞で、自分のタイミングで仕掛けて捲りきったレースぶりには驚きましたね。スローペースに持ち込んだ北上川大賞典にしても2600mという距離でそれができたのだから地力はやはり高い。盛岡・水沢双方の、マイルと2000というチャンピオンディスタンスを問題なくこなせているのは大きな強みでもあります。
 新シーズンの課題はやはり調教師も言われているように10歳という年齢でしょうか。ただそれも、実際にノーブルサターンを見た方なら分かるでしょうけども馬は若々しいですからね。昨年の結果を見れば調整過程も陣営の手の内に入っていると見ていいはず。

 続いては最優秀牝馬・3歳最優秀馬をダブル受賞となったミニアチュールについて佐藤祐司調教師に。


★ミニアチュールを管理する佐藤祐司調教師

-2つの部門を受賞、3歳戦線でも変則四冠。終わってみれば見事な成績でした
「ミニアチュールについては1年間を通したローテーション的なものを考えていまして、オータムティアラは使う予定じゃなかったのですが不来方賞を負けた事で挑むことにした。結果的にはそのあとのレースの結果が良くなかったのでね。馬に酷な事をしちゃったというのが反省点ですね。自分としてはちょっと悔いが残る部分です」

-調教師的には、昨シーズンの終盤はあまり本当の力ではなかった・・・的な?
「というよりも、力量が足りるか足りないかを測る見極めをするにはもうちょっと万全な体制で行きたかった・・・でしょうか。力を測って今年の路線を、のつもりでしたので。その辺は反省しなくちゃいけないかなとは思っています」

-では、新しいシーズンはどのような路線を考えられていますか
「柱になるのはやはり牝馬の重賞。その前後といいますが、どのタイミングでどうぶつけていくかというのがひとつの課題になるかなと。ゴールデンヒーラーの方を今年は短距離中心でと考えていますので、ミニアチュールはマイルから中距離。フェアリーカップからビューチフルドリーマーカップへというあたりを中心に、遠征も考えながらですね。
 つい先日の話になりますがオーナーさんと一緒に下河辺牧場さんに行ってきたんですよ。牧場にはミニアチュールのきょうだいの牝馬が残っていないからいずれ繁殖にという話をいただいてきました。無事に競走生活を過ごさせてあげて北海道に返すという仕事が増えましたので、そういう事もしっかり考えていくつもりです」

 3歳の牡馬二冠・牝馬二冠。3歳重賞はのべ6勝。文句なしに実績馬、強い馬です。
 昨年の春先、あやめ賞、スプリングC、ダイヤモンドCと3連勝していたミニアチュールでしたが、2着馬との差は少しずつ縮まっていたんですよね。距離が伸びて差が縮まってきているというようにも見えて、東北優駿の頃には“2000mになれば逆転できる”と見ているライバル馬の陣営もありました。それが東北優駿で完勝、続くひまわり賞も圧勝。距離が伸びても崩れないんだ、と、他馬の陣営も脱帽した・・・という“今だから言える”的な裏話。
 かといってミニアチュールが長い距離向きというわけではなくて、レースセンスの良さで対応してきたとみるべきでしょう。マイルあたりが本来手頃なのでは。
 遠征も決して後ろ向きではないようです。ロジータ記念は川崎の2100m・外枠という条件ももうひとつだったかと感じました。もっと合う条件もあるのかなと思います。


 もう一頭です。皆さん注目の最優秀2歳馬フジユージーン瀬戸幸一調教師にお話をうかがっています。


★壇上でインタビューを受けているのが瀬戸幸一調教師

-昨年のフジユージーンのレースを振り返ってみていかがでしたでしょうか
「自分が予想していた調教の内容で、納得のいく調教をしてレースに挑んで、その結果もやっぱりいい。思ってた通りのレースをしてくれましたからね。去年のレースぶりは100パーセントに近いんじゃないかと思っています」

-注目はやはり今年の路線なんですけども、もう頻繁におうかがいしていますが、ダート三冠路線を一度試してほしいなと自分は思うのですけれど・・・
「前走後は静岡の牧場へ、先日までは那須にいて、今は水沢に戻ってきていますが、ひと冬越して身体がまたひとまわり大きくなっているなと感じました。骨格も良い馬ですからね。ただ、動きがまだ2歳馬という感じのものでね。その辺はまだまだ。身体がしっかりしてくれば遠征でも戦っていける馬だと期待しています。
 当初の予定は京浜盃という風には考えていますけども、ここからうまく調整を進めていきたい。思い通りの調整ができたうえでレースに挑みたいですね」


 去年のレースぶりの“100%”は恐らく“所与の条件・状況の中において100%の走りをしてくれた”という意味であって、馬自身、馬自体が100%の完成度だという意味では無い、と補足しておきます。ここで書き切れない話も含めてのそういうニュアンスだと。フジユージーンという馬についてはまだ成長する、もっと良くなる余地があるというのが瀬戸調教師のこの時点での評価でした。
 京浜盃への申し込みはするとの瀬戸師でしたが、実際の出否はここからの調整次第と思っておきたいところ。

 最優秀ターフホースに選ばれたゴールドギアについては、伊藤和忍調教師とお話をするタイミングを失ってしまいました。次の機会に改めておうかがいするつもりです。





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最終更新日  2024年02月25日 21時24分05秒



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