長寿の為の国産サプリメントが売れているそうだ。人の寿命を伸ばし、長生き出来るからだ。長寿が本当に人間の幸せになるとは思わないが、薬で長生きしたいと思いますか?
日本人は長寿世界一だが、それが食事制限(腹八分目)なわけです。長寿な人は必要カロリー以上は摂らない。
レスベラトロールは植物に含まれるポリフェノールの一種です。ぶどう果皮から発見され、赤ワインにも多く含まれています。昨今最も注目されている成分のひとつといわれています。レスベラトロールの内容の中で頻繁に出てくる言葉に「サーチュイン」という言葉があります。サーチュインとは、NAD依存性脱アセチル化酵素群であり、体内で非常に重要な役割を担っている酵素群(たんぱく質)です。
そのSIRT1(サーチュイン)やSir2(サーツー)、(哺乳類SIRT1では、酵母ではSir2)は、いわゆる長寿関連遺伝子と呼ばれています。 最初に発見されたものは酵母のSir2(サーツー)です。ヒトのサーチュインは7種類(SIRT1~SIRT7)知られており、ヒトのSIRT1(サーチュイン)は、酵母のSir2(サーツー)に高い相同性を示します。
そして、このサーチュインは、食物不足など環境ストレス因子に応じて活性化され、細胞修復、エネルギー生産などに影響を与えることが分かっています。サーチュインは、生体機能の調整役として働いていると考えられています。
日本人が一日にとる食事のカロリーの平均は、男性2100kcal、女性1700kcalですが、これを約800kcalに抑えると、効果が出るだろうと言われていますが、毎日続けなければならないわけではなく、1週間に1回、10日に1回、1か月に1回でも効果があるという研究者もいます。ちなみにSIRT1はすだち(ゆず)に含まれているものと同じ成分で、量的にはいくら摂取しても弊害はないといわれている。
米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)の電子版で3日、発表された。この研究結果から、世界中のこうした遺伝子をもつ人びとは長生きできるということを示唆しているという。
独キール大学(University of Kiel)のAlmut Nebel教授らによって行われたこの研究によると、100歳以上のドイツ人388人と若者731人の遺伝子を比較した結果、高齢者のグループではFOXO3Aという遺伝子の変異体が高い割合で確認できたという。
この結果は、2008年9月に行われた米国での研究結果を裏付けるものだという。米国での研究では、95歳以上の日本人3741人の遺伝子を分析した結果、キール大の研究と同様の結果が出ていた。
人口が1億人を超えるような国民で、平均寿命が世界一長いとは、ヨーロッパの人々には、驚愕と映るようです。(c)AFP