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海洋警察は事故原因について、何らかの原因で無理な方向転換を図ったために貨物などが片側に寄り、重心を失った可能性が高いとの見方を強めている。
現場は、済州島へ向け方向転換をするポイントだという。セウォル号は、車両180台とコンテナ貨物1157トンを積載。イ船長は、本来の船長が休暇中だったため臨時に乗務していた。また、濃霧で仁川港からの出港が約2時間半遅れたため、急ごうと本来の航路から外れて暗礁に乗り上げたのではないかという見方もある。ただ、韓国海洋水産省は、船舶自動識別装置(AIS)の分析結果として「本来の航路から大きくは外れていなかった」という見解を示した。 一方、韓国メディアによると、海洋警察の警備艇は16日午前9時50分(日本時間同)ごろ、現場に駆けつけ救助作業を始めたが、最初に救助した数十人の中に船長ら多くの乗員が含まれていたという。船が完全に沈没したのは、午前11時20分だった。 日本では乗客より先に逃げるのは恥との考え方が浸透している。しかし、韓国では違うようだ。 船舶自動識別装置(AIS)を解析した結果、仁川から済州島へ向かっていたセウォル号は、16日午前8時49分ごろ、急に南西方向へ転じた。そのまま418メートル進んだ後の同52分に、今度は北方に針路を取った。針路変更の角度は、通常の航行ではないような鋭角だったという。 また、速度も針路変更までは17~18ノットだったのに、突然、5~6ノットに減速していた。前方に何かが突然現れ、危険を避けようとした可能性がある。前方に現れた障害物を避けようと、針路変更と同時にエンジンを使って速度を落としたようだ。船の針路を妨害した障害物とはくじらだったのか、くじらの場合、針路変更は考えにくい。やはり巨大潜水艦かな? 木浦市内の病院に収容されたセウォル号の乗員は毎日新聞の取材に「日本から購入後、インテリアの改装とともに3階から5階の一部が増設された」と話した。 韓国の報道によると、増設によって定員は100人以上増え956人に。総トン数も200トン以上増え6825トンになった。改造は適法に行われても建造時より重心が高くなっており、バランスを失いやすくなっていた可能性がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月18日 10時29分08秒
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