富士山崩落2014年から5年以内、千島海溝地震(M8.5)は2年以内、青森県東方沖地震(M6.1)は年内とある学者は予測した。地震は先ず当たらないだろうが、何が起こるか心配である。
実は東日本大震災が列島の地下火山帯を活性化させたようだ。この大地震と富士山噴火の関係は半年前から防災科学研究所で言われていたが、御嶽山の噴火をうけて現実的となった。富士山にある防災科学研究所の傾斜計(FJ6)が9月24日から25日に起きた変化を観測、24日21時45分ごろと22時35分ごろ福島県沖の地震で修復したと考えられる。自己判断ですが、次回の傾斜が最大になる時期は11月頃だろう。つまり富士山小噴火までに至る時間は意外に短くて、切迫しているのではないか?
初めは偶然だろうと思っていたが、そうではなく三年の時間を経て日本海溝地震(東日本大震災)は遥かに離れた富士直下と繋がったのだ。24日の福島県沖の二つの地震が富士山の逆勾配に関わったか、単なる偶然だったのか。
御嶽山噴火原因が御嶽山地下の単独のマグマ溜まりによるものなのか、列島の地下火山帯全体の流動性によるものなのかは不明だが、後者なら今後の火山活動が連鎖的に起き、大変な事になる。
御嶽山の噴火で起きた火砕流は、火口から南西方向だけでなく、北西方向にも流れ下っていたことが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の調査で確認された。また、火口とみられる穴が登山道西側の谷に8カ所、その北西部の斜面にも1カ所確認された。火口とみられる計9カ所の穴のうち、3カ所では灰や岩が積もって「火砕丘(きゅう)」と呼ばれる隆起ができていた。南西側の火砕流は谷沿いの火口、北西側は離れた1カ所の火口の噴火で起きたとみられる。北西側の方が範囲が狭かったのは緩斜面だったことなどが影響したと考えられている。
火口はいずれも標高2800メートル付近にあり、この高さの地中に割れ目ができ、複数箇所で水蒸気噴火(爆発)が起きたと考えられるという。1979年の小規模噴火でも2900メートル付近に横並びで火口が出現した。
県警によると、12人全員の首や頭部などに打撲や傷痕があった。全身の血液循環が悪くなり、外傷性ショックなどで死亡したとみている。有毒ガスによる窒息死などはなかった。