新燃岳が噴火する 気象庁は新燃岳を噴火警戒レベル2とし、火口から半径1キロの入山を規制しているが、韓国岳は登山できる。今年は、ここが危ない。
国土地理院のGPS(全地球測位システム)による観測では、09年末からマグマ供給が急速に進み、えびの観測点と牧園観測点の距離が、ピークの11年1月までに約4センチ広がった。その後、噴火で大量のマグマを放出したため、2点の距離は約3センチ縮んだ。
その後の観測で2点の距離は今年9月までに再び約3センチ広がった。これは、マグマ蓄積量が11年の噴火直前の水準にまで達したことを意味している。地下にマグマが蓄積されると山全体がわずかに隆起するため、観測点間の距離が広がるからである。
韓国岳北東側の浅い部分を中心に、小さな火山性地震が急増している。
福岡管区気象台火山監視・情報センターによると、昨年11月に0回だったのが、12月=12回、今年1月=63回、2月=18回、3月=155回、4月=195回、5月=86回、6月=102回、7月=89回、8月=81回と火山性地震が増えている。来年の四月に全ての条件が揃うとすれば、霧島火山大噴火がある。
【火山・地震】
日本時間の9日午前11時15分ごろ、南太平洋の海底を震源とするマグニチュード7.2の大きな地震が発生した。Location32.115°S 110.779°W Depth15.5km南太平洋海嶺のど真ん中である。
10月7日、雲南省で、M6.0の地震が起きた。地震はインドとユーラシアプレートの地殻内断層の浅い横ずれの結果として発生した。
仙台管区気象台は9日、宮城・山形両県にまたがる蔵王山で同日午前5時5分頃、やや小さな火山性微動が発生したと発表した。
同気象台によると、山形大による8日の調査で、火口湖の「御釜おかま」の湖面に白濁が確認されたという。
蔵王山では昨年1月、火山性微動が2010年9月の観測開始以来初めて確認された。今年9月30日以降も火山性地震や微動が相次いでおり、同気象台は、9日の微動もこの活動の一環とみている。
京都大学防災研究所によると、人工衛星「だいち」に搭載したレーダーが送ってきた画像と、衛星航法システムのデータを使って、震災の前後で火山とその周辺の変化が調べられた。
その結果、東北地方の「背骨」にあたる五つの火山地域で、5~15センチ程度、地表が局所的に沈んでいることがわかった。秋田駒ヶ岳、栗駒山、蔵王山、吾妻山、那須岳である。これら5地域には、マグマだまりを中心とした、高温で強度が弱い地盤が地下に存在している。これが東日本大震災によって左右に引っ張られたことで、その上にある地表が沈んだと考えられている。本日の蔵王の火山性微動といい御嶽山噴火前と同じ状況が続いている。
明日何が起きるという話ではないが、過去に世界中の地震が重なった時が有った。11年3月10日頃の様子が下にある。本日、南太平洋海嶺のど真ん中が割れたのは、数日中に日本海溝沈み込みにも関係してくる。今年は太陽周期中間の不安定な時期に当たり、気になるところです。ついでに言えば台風18・19号が南海トラフ上空を通過する。これが南海地震発生のトリガーになる可能性もあるのではないか・今般、諸々の条件が揃ってきたようだ。後はその前兆を捉えるだけである。注目すべき事は雲南省の地震は、インドプレートにユーラシアプレートを食い込ませるほどの力が太平洋側から伝わったというものだが、原因は南太平洋海嶺拡大に違いない。過去の例では前兆は福島沖か日本海溝西縁に出る。
【参考】2011年03月09日のブログ記事 地震が多いより
世の中がますます厳しくなっている様に感じる。さらに地震まで良く起きる。今度はどこだ
震度3程の余震が続く三陸沖ですが、再び大きな揺れが有るかも・三陸はるか沖と関連しているかもしれませんので、注意して・中略
10日午前6時24分頃、三陸沖を震源とするやや強い地震があった。宮城県栗原市、石巻市などで震度4、青森市、盛岡市、福島市などで震度3を観測した。 震源は三陸沖で、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定される。
パプアニューギニアのニューブリテン島で日本時間10日午前6時24分、マグニチュード(M)6.6の地震が発生した。
震源はKandrianという町から北北東27キロの地点で、震源の深さは43.2キロ。
10日、ミャンマー(ビルマ)との国境に近い中国南西部の雲南省で同日、マグニチュード(M)5.4の地震が発生した。
震源は雲南省徳宏タイ族ジンポー族自治州盈江県の中心部から2キロ離れた地点。
米ハワイ島のキラウエア火山に先週末、約2.4キロ長の亀裂が発生し、大量の溶岩と二酸化硫黄ガスが噴出している。溶岩の量は以前の5倍、二酸化硫黄ガスの量は25倍に及ぶ。最終更新日 2011年03月10日 21時45分16秒