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カテゴリ:電子工作、オーディオ自作
半年以上ぶりの更新です。 ライントランスを試してみました。 使ったのはインターネット通販で買った10個で1200円のライントランスです。 このトランスは、インピーダンス、入力600オーム、出力600オームの1対1のものです。 例えばUSB-DACとアンプ、CDプレーヤとアンプの間に接続して使うものです。 効果としては、デジタルノイズの低減、ローパスフィルターで取り切れなかった高周波領域 をカットする効果があると思います。 さらにトランスで絶縁することによって、GNDから入るノイズも遮断することもできます。 これは音にも、きっと良い効果があると思いました。 プリント基板にターミナルとともに実装してみました。こんな感じ。 安いので性能が心配ということで、オシロスコープで波形を観測してみました。 上から100Hz、1KHz、10KHzの方形波です。 100Hzや1KHzでは分かりにくいのですが、10KHzで確認すると高周波域にリンギングが発生していることが分かります。 原因は負荷が殆どないので、このように暴れるのだと思われました。 下の写真は2次側に20Kオームを接続した状態です。ついでにプラスチックケースに収納しました。 リンギングは、ほぼ収まっています。 CDプレーヤーとアンプの間に接続した印象では、低音が少し軽くなった感じ、迫力が足りなくなった気もします。(もともと音に不満はないし、接続しないほうが良さそう^^;) 次に、PC(パソコン)やラズベリーパイに接続されたDACとの間に挿入すると音質改善の効果はあり、ソースによっては濁っていたのが一音一音クリアーになり、変な表現かもしれませんが静かになったように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.17 14:04:35
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