|
カテゴリ:ザダル
育成時代~初出走まで
ザダルの委託厩舎は美浦の大竹厩舎です。同じキャロットのル-ジュバックや一つ上のブラストワンピースがいますね。いわゆるノーザン御用達の調教師さんです。 育成牧場である北海道のNF空港時代は特に大きなトラブルもなく過ごしていましたが、とにかく近況報告のコメントに厳しいことばかり書かれてましたね。この馬無事にデビュー出来るのか心配になるくらいでした。 移動は結構早く5月中旬には入厩しました。ゲート試験もあっさり合格して6月頭に天栄に放牧に出て調教が始まりました。ところが天栄に移動して直ぐ右前膝に骨軟骨腫(オステオコンドローマ)が発見されて除去手術を行う事に…左前膝にも同じような症状があるということでしたが手術の必要はなかったようです。そしてこの両膝は未だにザダルの競走馬としてのウィークポイントになっています。 手術後約1か月でウォーキングマシンで調整を開始し、3か月後にキャンター開始、そして10月頭に天栄に移動しました。約4か月の遅れでしたね。まあ、4か月で戻ってこれたのは思ってたより早かったなと。その後は順調に乗り込まれて11月下旬に再入厩しました。 追い切りのタイムを見るだけだとさほど期待できないのかなと言うのが正直な所でした。12月中旬、デビュー戦はダートと言う話もあったようでしたが結局は芝に。他のキャロットの馬との兼ね合いや登録数の多さなどから頭数が手頃な阪神の芝2000mに決まりました。が、ここでまた未だに競走馬生活に影響する出来事が… なんと阪神への輸送途中に立ち上がって怪我をしたとか。それも立ち上がったのが首都高内と言うのです。他の馬がいるのでそのまま阪神へ向かったそうですが右前肢挫創で出走は取り消しでした。その後ザダルは輸送が苦手になり極力関東の競馬場の出走が基本になりました。新潟、中京でも結構厳しいそうです。年齢を重ねて多少はマシになってきたそうですが。 戻ってきてから確認して大きな問題はなかったそうで放牧に出されることなくデビューする事に。しかし、今度は明3歳の初日5日の中山芝2000mを除外。結局、12日の中山芝1600mでデビュー戦を迎えることに決まりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月24日 21時00分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[ザダル] カテゴリの最新記事
|
|