テーマ:香水(935)
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![]() 【コンセプト】 夢の中で訪れた中国の王宮の庭。 夢に包まれたオスマンサスの香りは神秘的な輝きに満ちたフレグランスに。
中国にかかる雲の上にある庭。 真珠のような霧、お茶の蒸気、それらは太陽の光の下で輝く。 まるで緑の歩兵隊のように金木犀の森が広がる。 いきいきとした植物が茂る香りが道を切り開き王宮へと導く。 宮廷の女性たちが身を包む地味なシルクの上着に、 酔わせるような香気あふれるフローラルの香りが滲んでいく。 彼らの去ったあとには、何とも言えない神秘の香りが・・・
【調香師】 Jean-Christophe Hérault/ジャン・クリストフ エロー デリケートで可愛らしい金木犀の香りは魅力的。 まさにアジアの花だ。夢の中で、中国の王宮の庭に足を踏み入れた。 オスマンサスの森を夢見た。 霧に包まれ、フレッシュだがしっかりとした香り、 そしてファンタジーの香りが漂う。
・クリード『Aventus(2010)』 ・コムデギャルソン『Amazingreen(2012)』 ・ダヴィドフ『Cool Water Parfum(2021)』 ・ヴァレンティノ『Valentino Uomo Born In Roma Coral Fantasy(2022)』 【香調】 トップ:ベルガモット、レモン、アプリコット ミドル:オスマンサス、ティー、ヴァイオレットリーフ ラスト:オレンジブロッサム、サンバックジャスミン、パチュリ
■感想:私の好み度<65> オゾンメロン×オスマンサス。 トップはレモンの輪切りに桃入りのフォンダンウォーター。 お茶の香りがたち始めるミドル以降にオスマンサスらしさが漂ってきます。 コンセプトの王宮の庭、金木犀の森といったスケールではなく、 庭に植えてある1本の金木犀の香りが 窓を通して秋の空気も含み漂ってくるような感じ。。 これまで住んできた家にも金木犀が植えられていたことが多く ノスタルジックで気持ちが温かくなる香り。
<追記2022/3> 香りが変化してしまった。 以前に感じていたオスマンサスはなく、 メロンを皮ごと砂糖で煮詰めたような苦い甘さ、 潮風と汗が混じったようなマリンノート。
■拡散性・持続性 拡散性はやや弱めから普通、 持続はかなり淡いトーンで長ーくといった感じ。 消え入りそうでそうならず、淡いトーンが半日くらい続きます。 ■液の色・ボトル 淡いイエロー ■季節 あわーくながーく香るので通年でも。
■年齢 石鹸っぽさがあり、年齢問わず。女性向き。 アクアっぽくなるなら20代前半の男性にも。 ■問題点 『ラ ダーム ブランシュ』『ア イリス』『オスマンテ』 各15mlの3種類のセット品を2021年4月購入。 2022年3月に3作品とも香りが変化、劣化。 香水歴30年以上、手元には常に100種類以上、 現状200-300種ありますが一年もせずこの変化は初めて。 常温(高温でも27-28度)、オフシーズンのものは遮光で保管し 大半は5~10年問題がなく使い終えるため サークルドゥパフューマーの作品は香りが安定しないのかも??
ちなみに長期にわたり高品質なのはシャネル。 2007年購入の『ココ マドモアゼル パルファン』は現役です。 (リニューアル後は不明ですがネイルポリッシュ/ヴェルニも長持ち!) ■リピート 上記の問題点もあり、なし。 ブランドは継続中、立ち上げから7人の調香師、発表点数7作品と変わらず。 2015年『Osmanthé/オスマンテ』から動きがなく、新作の見込みはなさそう。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.11 06:03:48
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