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2023.11.08
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テーマ:香水(918)
カテゴリ:<香水>


【コンセプト】

マケドニア語でチュベローズ。世界を狂わす花の女王。

ガーデニア、マリーゴールド、ジャスミンを従えて。

その甘く優雅で官能的な芳香が、魅力を引き出し眠れる欲望を呼び覚ます。

【調香師】Jorge Lee/ジョージ(ホルへ) リー

【香調】フローラル・アンバー

トップ:イランイラン、スウィートオレンジ、ニガヨモギ、オレンジブロッサム

ミドル:チュベローズ、ガーデニア、ジャスミン、マリーゴールド

ラスト:アンバーウッド、ベチバー、サンダルウッド、ムスク

■感想:私の好み度<70-80>

<クリーミーチュベローズ×ヨモギ>

スプレー直後はオレンジの酸味で少し煌めきを感じ

すぐに登場するクリーミーなチュベローズ。

核心に迫るのが早いなぁと思うと同時に

じわじわ忍び寄るヨモギの渋苦い青さとほろ苦いベチバー。

でもそれにたじろぐことなく、

むしろさっきよりフローラルを分厚くしてきた?!と感じるのは

イランイランにガーデニア、ジャスミンといったイエロー&ホワイトフローラル軍団か?

フローラル軍勢が押し寄せると透明感の余地がわずかとなり酸欠のような息苦しさ、

香水が苦手な人には酔いやすい分厚いオリエンタルブーケ。

1時間ほど経過しフローラルの渋滞が和らぐと、

ミント系とは違うなにかスッとした抜け感がでてくるのはヨモギの再来??

このあたり/ラストになると私には濃度が心地よいバランスとなり

香水石鹸にあるようなチュベローズの香りに癒されます。

トップからミドルはチュベローズの花言葉

『危険な、楽しみ・戯れ・快楽・関係』というイメージそのまま。

花は夜になるとその香りが強く深まることから

日本では『月下香』、中国は『夜来香/イエライシャン・晩香玉/ワンユイシャン』。

何やら秘めたものも感じます。

チュベローズ+イランイラン+ジャスミンなどの花々6、ヨモギ&ベチバー2、ウッディムスク2

■拡散性・持続性

拡散性はやや強め、持続性はやや長め。

少量でしっかり長く香る。

■液の色・ボトル

イエロー。
φ10×h55mm[1.2ml]トルコ製

■季節

季節は春。秋。

ラストから少し冷気(ニガヨモギ?)を感じるため

冬よりも秋、秋よりも春(3-4月)

■年齢

年齢は20代後半以降。女性向き。夜向き。

ラスト部分だけならオフィスでも可能。

■チュベローズつながり。

・マイケルコース『マイケル(2000)』

私のなかで圧倒的にチュベローズの香りがこれ。

『チュベローザ』は『マイケル』とほぼ同じチュベローズ度でトップ数分は似ています。

それ以降の『マイケル』はウッディ控えめパウダリー強め。

セクシーさは『チュベローザ』が東洋的、『マイケル』は西洋的。

・ディプティック『​ドソンEDT(2005)​』『​ドソンEDP(2013)​』

『チュベローザ』『マイケル』『ドソン』のなかでチュベローズ度は低い。

私にはチュベローズよりも『ガーデニア』に思え、三作品では一番好き。

その逆で『ドソンのチュベローズを強く感じたい』という人には

『チュベローザ・マイケル』は満足できる濃さ。

・フレデリックマル『カーナルフラワー(2005)』

クリーミーながらもクリアな表現。生花に近いかも。

『フラワーショップに足を踏み入れた瞬間に感じるあの青味の匂いです』という説明通り。

花々の花粉のパウダリーさとメロンのジューシーさが混ざった香り。

・ケンゾー『ジュダムール(2014)』

チュベローズ×フリージア×ケンゾー作品に感じる空気や水のような透明感。

ちょっと香り付き消しゴムっぽさもある。

・メモ『マーファ(2016)』

ニシャネのチュベローズとイランイランの重さ、ウッディのバランスはよく似ており、

違いは『マーファ』はフローラルよりバニラやシロップのようなグルマンの甘さが強い。

『チュベローザ グルマン版』と『マーファフローラル版』といった関係でも違和感がない。

・ペンハリガン『​ハートレスヘレン(2019)​』

チュベローズメインだけど苦手だった作品。詳細はリンク先で…

・クリスチャンルブタン『ルビキス(2020)』

チュベローズよりもガーデニアよりで

『チュベローザ』のイランイラン、ヨモギ、ベチバーを取り除き

軽く明るくシンプルにした香り。使いやすいチュベローズ。

・アルマーニ『マイウェイ(2020)』

チュベローズのクリーミーさはあるけれどコンセプトほど表現されず

他の香りと同等に扱われやや埋もれ気味。そのため全体的に香水として平凡。

■ヨモギつながり?

・セルジュスタンス『​ローダルモアーズ(2019)​』

その名も『ヨモギ水』!

・ペンハリガン『アルテミシア(2002)』

狩の女神『アルテミス』をモチーフとした作品で

オフィシャルで公開されているのはネクタリン、ジャスミンティー、バニラ。

シルキーなパウダリーでクラシカルな香り。

ダブルミーニングで植物の『アルテミシア=ヨモギ』も含ませている気がする

菊っぽい青苦さもほんのりとあるパウダリー。

■リピート

1.2mlを購入しもうすぐ3年というのに実はまだ半分も残っている。ほど濃い!
というわけで、現品購入の予定はありません。







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Last updated  2023.11.08 05:00:00
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