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カテゴリ:アジア
現在BS朝日で『K-POP No.1』という番組を放映しており、このゴールデン・ウィークにS.E.S.の特集が組まれたのを観て「そういえばいたなぁ♪」と思い出した次第です(汗) 1997年に韓国でデビューした彼女らは女性ユニットの先駆者として人気を独り占めした。 それに刺激を受けた業界はそれに続けとばかりに昨日紹介したFin.k.lやBabyVoxなどを送り込んだという流れがある。 そんな勢いに乗じて翌年10月に満を持して日本デビューを飾った。 その日本デビュー曲は「めぐりあう世界」、作詞作曲編曲を担当したのが島野聡氏であった。 どうも日本でのR&Bのパイオニアと言うと宇多田ヒカルという印象が強いが、実は彼女がデビューする前にクラブシーンで絶大な支持を得ていたのがMISIAだった。 もちろんMISIAの前には吉田美奈子、D.C.T.、UAなどというアーティストが下地を固めていた事実はあったが、彼女の「つつみ込むように…」のサウンドはJ-POPに新時代の到来を予感させるに十分過ぎるインパクトがあった。 その楽曲をプロデュースした人こそこの島野聡氏である。 UAのプロデューサー朝本浩文氏らと共に“プロデューサーの時代”だとも言われていた。 イントロの強烈なスクラッチ・サウンドが印象的だった 昔からアジア…とりわけインドや中国、台湾の音楽に非常に興味を持っていたロマネスクの食指が動かないわけがない。 早速彼女らを追いかけた末に出会ったのがこの「Dreams come true」という曲。 これはK-POP史上ボクが一番気に入っている曲である。 ミディアム・ダンス・ビートに切ないメロディーが重なり、力を抜いた優しい3人の歌声が耳にすんなり入ってくる。 本当に素敵なナンバーだ。 浮遊感のあるシンセ・サウンドがビートを柔らかくしている そういえばメンバーのShoo(シュー)は神奈川生まれの在日2世。 V6のイノッチと舞台でチューしてたな♪ どうやら現在日本での再デビューの計画があるそうだ。 それと真ん中の一番可愛い子Eugene(ユジン)は2002年のS.E.S.解散前から精力的にソロ活動をしている。 『冬のソナタ』でお馴染みのパク・ヨンハとの共演作『Loving You』で女優デビューを果たしたと同時にパクちゃんと恋に陥ちたらしい。 しかしタレントのゴシップ好きな韓国、ネットでいろいろと言われたため破局。 そして彼女は“生まれ変わる”という強い意味を込めたセカンド・アルバム『810303』をリリースする。 この数字は彼女の誕生日だ。 3月3日生まれってのは可愛い子が多いのか? (Fin.k.l.のユリちゃんも見事に一緒の誕生日だし♪) ファースト・ソロアルバムはS.E.S.の頃の可憐なイメージのままだったユジンもこのセカンドでは一気に大人っぽくそしてセクシーに生まれ変わっている。 楽曲もHipHop主体になったこともあるだろうが、彼女の歌い方(特にブレス)に著しい成長の跡を見せたと同時に障害を乗り越えた女性の強さを感じさせた。 『BRILLIANT CLIPS』(DVD) 『BEAUTIFUL SONGS』(CD) Eugene『810303』(CD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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