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カテゴリ:ミュージシャン
初めてキャメルさんを聴いたのは中学生の時だった
FMで偶然流れた「アリスティラスへの誘い」を聴いて姉に ”凄くいい音楽を発見したよ、ピンク・フロイドとポール・マッカートニーが合わさったような音楽!”、とその当時知っている限りの表現で(笑)伝えたのをよく覚えている まぁこれはシンセサイザーによる幻想的な部分とポップなリズム部分をその2つのアーチストになぞってみたんだろうけどね(当時のロマネスク少年かわいい♪) それで早速この楽曲が収録されている『ムーン・マッドネス~月夜の幻想曲(ファンタジア)』を買ったわけだが、これが本当にドストライクで今でもボクが好きな作品BEST10に必ず入ってくるアルバムだった ムーンマッドネス〜「月夜の幻想曲」 +5 [ キャメル ] 珠玉の1枚♪ 「水の精」で涙する 【中古】 ライヴ・ファンタジア /キャメル 【中古】afb 素晴らしい演奏力 その後に買ったのはこの2枚組のライブ盤『ライヴ・ファンタジア』だった ベストアルバム的な選曲だったからね でもまぁこの買い物が良かったのか悪かったのか、、、もうキャメルさんを全部聴いたような気分になってしまい他のスタジオ盤を買い揃えるのに何年も経過してしまったのだ=お金も無かったし… だって名盤『スノーグース』なんてライブ盤でしっかり演奏してるんだもん(汗) ちなみにその次に買ったのは『雨のシルエット』というへそ曲がり具合(笑) まぁそんなわけでボクにとってキャメルさんは『ライヴ・ファンタジア』までで一旦休息に入った その後は音楽雑誌からの偏った少ない情報のみで判断して暫くスルーしていた が、ある日メロディアス・ロックが大好きなブログ仲間さんが絶賛していた作品に興味を持った それが『ハーバー・オブ・ティアーズ 港町コーヴの物語』である 1996年の作品なのでボクの一旦休憩という時間は20年近くあったわけだ(苦笑) それにしてもこの作品は素晴らしかった! 本当に美しい作品だった! ハーバー・オヴ・ティアーズ(港町コーブの物語) [ キャメル ] これを機にキャメルさんの復習(補習)が始まったのだがボクの耳に届かなかったのは彼らが一旦解散していたことも要因の一つだったことを知った なにしろちょうど転職した時期で音楽どころではなかったから まったく聴かなかったわけではなかったがそれらの情報の欠片をつなぎ合わせる作業はできなかった だってボクの中で当のキャメルさんは既に完結してたからね (先月当ブログで書いた「Captured」前田日明さんのテーマの話も当時はそれがキャメルさんの音楽だということに気付いていなかった程である) ⇒ 【Camel】 YouTubeのコメント欄がジワる 【前田日明】 そんなこんなで月日は流れインターネットも普及し徐々に音楽を楽しむ状況へと変化していった そう、キャメルさんの穴埋め作業開始だ!(笑) それにしても随分と印象が変わったと思った 初期の、つまりボクが大好きだった頃はファンタジー的要素もありつつ非常にテクニカルでその二面性のバランスが絶妙なプログレッシヴ・ロックだったんだけど後期になるとメンバーもほとんど替わっててもう完全にアンディ・ラティマー・バンドといったスタイルだった ただこの変化は決して悪いものではなく初期の彼らの二面性の背後には彼のメロディアスなギターが必ずあって、結局キャメルさんの音楽性の根底にあるものはそれそのものだったと証明されたわけ そんな中この楽曲に出会った 【Camel - Stationary Traveller】 美しすぎる!! ステーショナリー・トラベラー [ キャメル ] 名盤! 結局ボクは休憩が長すぎてキャメル初心者レベルまで落ちてしまったわけだが、逆にそれが新鮮で非常にワクワクしながら補習をしていたわけ(笑) こういう発見って本当に音楽鑑賞の醍醐味だよね 今日現在、まだ2013年にリリースされた『スノー・グース』の新録音バージョンは聴いていない 今のキャメルさんが…ラティマーさんがどんな表現をしているのか想像するだけでもニヤニヤしてしまう♪ ザ・スノー・グース〜白雁〜(2013年ヴァージョン) [ キャメル ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月24日 10時27分20秒
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