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カテゴリ:土木&環境保全
我が営業所は、土木技術者の集団であるわけで、
当然ながら大量の電子図面を扱う。 それらの図面データを扱うためには、 CADソフトが必要! CADソフトには色々あるが、 米国製オートデスク社のAutoCADを 我が社の社員の多くは使っている... が、しかし AutoCADでは、クロソイド曲線が書けないのだ!(どうしても書く場合は、別途座標計算をして座標入力し、近似曲線でつなぐ。お粗末なことだ) クロソイド曲線とは、 「車の速度を一定にし、ハンドルを一定の角速度で回したときに車が描く軌跡がクロソイド曲線である」
直線を走りR=60mのカーブに変化する際、 直線(すなわちR=∞)がR=60mに突然に変化はしない。 その変化の過程として、クロソイド曲線(緩和曲線)が挿入される。
もしも、これがないとしたら ドライバーは、カーブに入ったとたん急ハンドルを切ることになり スピンしまくることになる。 (ただし、低位の道路では緩和曲線は挿入されない。)
話をCADソフトに戻そう、 土木技術者、特に道路の設計にたずさわる者が、 恥ずかしくも、クロソイド曲線を描けないCADソフトを使うことは許されない! autoCADは、単なる「お絵かきソフト」であり、デザイナーが使っていればよい(-_-)
今日は、2年越しの画策で やっと和製CADソフトの導入の道筋が見えてきた(*^_^*)
実は、この画策を実現するために、 年度当初の当営業所のマニュフェストに、 「適切なCADソフトの導入を完遂する。」 と、書き加えておいたのだよ。 マニュフェストは履行が絶対であるからこれほど強力な罠はない。(民主党とは違う) してやったり( ̄▽ ̄)v
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