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カテゴリ:PC
自分が本当にやりたかったことは、これだったんだ。
思い出した。 勘違いしてる部分もあるが、14年前にしては、良い文章だ。 現在の知識で書き直しを始めようかと思う。 いつまでかかるかわからないが。 ------------------------------ ■■■「序章」データベース的エクセルのすすめ■■■ ≪目的≫ ~効率的なエクセルをマスターしたい監督員及び請負者の技術者へ エクセルの作成パターンには大きく分けて次の二つがあります。 a) 印刷イメージで作るパターン。すなわちワープロ的な使い方。 b) データベースとして作るパターン。 ほとんどの場合 「a)のパターン」でエクセルを使用しているひとがほとんどだと思います。 しかし、エクセルは本来表計算ソフトですからワープロ的な使い方に数式関数を混ぜ合わせるだけでは本来の能力を全く引き出せていないと言わざるを得ません。 では、このようなワープロ的エクセルを他の人に配布して使用するとどんな問題があるでしょうか。 たとえば、 1)いつの間にか数式が壊されて合計が合わなくなってしまう 2)行が挿入されて印刷イメージが変わってしまった 3)列が挿入されて複数の人のデータを合体することができない 4)自分の意図しない名称を入力されてしまった など その原因としては、作り手の意思が配布先の作業者に伝わらずに“自由に入力作業”してしまうことが考えられます。 これらの問題を解決するには、配布先の作業者に“自由に入力作業が出来ない”ようにすることが大切です。 そこで、推奨したいのが 「b) データベースとして作るパターン」です。 (ワープロ的使用方法が良い場合も数多くありますが) これは、作り手の意思が反映されるもので、配布先の作業者に“自由に入力作業出来ない”ものです。 これを実践すれば、データの破損も少なく、間違いなく効率的になり、超勤時間の削減が出来るはずです。 これが最終的な目的です。 ≪「b) データベースとして作るパターン」とは?≫ これは、簡単に表現すると「簡潔なデータベースシートに入力し、集計はピポットテーブルにおまかせ!」です。 次にこのパターンの必ず守ってもらいたい、基本的約束ごとを示します。 約束ごと1. シートは3枚が基本。”LIST”、”TOTAL"、”TABLE” の3枚のみ、シート追加はしない。極力シートの枚数は少なくします。 約束ごと2. "TABLE"シートでは、ひとつのデータを1行に収めます。(行ごとでのデータ操作を行うためです。) 複数行にすると 「a」 印刷イメージで作るパターン。すなわちワープロ的な使い方」になってしまいます。 約束ごと3. データ入力の統一性を確保するため、リストによる入力を基本とします。 (=配布先の作業者が自由に入力することが出来なくなります。) 約束ごと4. "TABLE"シートでは、列操作は禁止です。また、セルの結合は厳禁です。 (印刷のイメージに捕らわれてはいけません。) 約束ごと5. データの集計は「PT=ピポットテーブル」の機能を使用します。 (SUM系の関数は一切使用しません。)←最大のポイント 私的な意見としては、「ピポットテーブル」のためにエクセルがあると言っても過言ではありません。 複雑な関数をマスターする必要は有りません。ピポットテーブル(以下PT)は、データベースシートを上記の約束ごとを守ってつくれば、マスターすると言うより「適当に作ると出来上がる」の表現が正しいでしょう。 今回は、「第1回」として基本的な「データ入力の方法」をマスターしてください。 では、実際に「PT」に触れてみましょう。 「第1回」 データベース的エクセルのデータ入力マニュアル(入力編)へ進んでください。... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/04/19 08:47:08 PM
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