「风犬少年的天空」 第15集
朱玮娇だけ成都から帰宅しなかったので彼女の両親はうちの大事な娘だけが戻ってこないなんて!と激怒します。それに対し、いかに彼女が愛されて育ったかを知った马田の母親はつい「結納金」という言葉を口にします。「結納金」?それってことは。。。成都では朱玮娇が马田が行くところについて回ります。昼間は刘闻钦のお店で夜はバーで働く彼に女性たちが寄ってきて、つい朱玮娇がそこに割り込み喧嘩になり逃げだします。逃げる途中、初めて超级女声に出場するために成都にやってきて泊まったホテルを見つけ、あの時の自分たちと今の自分たちの境遇の違いを語り合います。同じ部屋のベッドと床に分かれて寝る二人。朱玮娇は马田にあんな仕事をしてはいけないと言います。次の日から家庭教師しますと書いた札を持って街に立ったが、彼は正式には高校を出ていない。なのでなかなか生徒は見つからない。でも、彼は仕事が見つかったと彼女に言い、空調の聞いた部屋で教えていると嘘をつく。彼女はそれを喜ぶがある時、刘闻钦の彼女と一緒に歩いている時に彼が街で一生懸命に生徒を探しているのを見つけ、つい駆けだした朱玮娇を大慌てで刘闻钦の彼女が止めた。もし彼を思うなら彼の尊厳を傷つけてはダメ。その夜部屋に戻ってきた彼に、彼女は疲れたでしょう?と優しく接した。実は仲間のうち三人はそれぞれ大学に合格していた。罗申喜は清華大学に合格。母親はそんなことはないとなかなか信じてくれなかったが、これでお母さんに高校が出来ると今まで苦労を掛けたと喜んだ。丁荣亮も大学に合格していた。ただ大学の合格証書を見て彼は気が付いてしまった。ここの家からは通えないので年老いた両親をここに残していかなければいけないと。大学は行かないと両親や友人たちに言い、打ちひしがれていると、なんと両親はお前が大学に行ったら私たちは旅行に行ったりゆっくりと暮らすと旅行券を見せてくれた。それを見て丁荣亮も大学に行く決心をした。問題は涂俊。彼のところには合格証明書は来ない。成績も良くはなかった。でも、李安然は最初に比べたらずいぶん頑張ったから大丈夫と彼を慰めた。成都の二人は朱玮娇が衣装を仕入れてきて露店をやると言い出し、二人で道にいろいろ並べて売ったが何しろ朱玮娇は口が上手くない、最初は恥ずかしかった马田が意を決して呼び込みをし、二人で頑張ってほとんどの品を売ることが出来た。刘闻钦は彼女に言われていつも付けで食べている人にお金を取りに行ったが麻雀ばかりしていて、お金は返してもらえない。そこの子供がおなかをすかしているのに何も食べさせてもらえないのを見て、彼はお金を取りに行ったのに子供を連れ帰ってたっで麺を食べさせてあげて、彼女にあきれ返られてしまった。実は今日は朱玮娇の誕生日、ケーキをプレゼントしてあげたかったのだがお金がない。困ったところにさっきお金を取りに行った相手がやってきて、子供に麺を食べさせてくれたお礼を言い、お金を支払ってくれた。そのお金を持って彼は朱玮娇のバースデイケーキを買いに行き、彼女は残りのお金を大事にカバンにしまった。カバンを抱えて彼の帰りを待っている時に、かつて马田に絡んだりした街の悪がそのかばんをひったくっていってしまった。ケーキを買って戻って来た刘闻钦は彼女にそのことを聞き、カバンを取り返しに彼らを追いかけ、そのうちの一人に腹を刺されて倒れてしまう。帰って来た马田は刘闻钦の彼女にカバンを取り戻しに行ったきり彼が戻ってこないと聞き、走って彼が去った方向に走り、刘闻钦が倒れているのを見つけた。ちょうどその時に李安然は涂俊が今日は朱玮娇の誕生日なのにお祝いをしないなんてと話すのを聞いていた。遠く成都にいる二人のことを思いながら李安然はMPプレーヤーを取り出し、イヤホンを二人で一つずつ分け合って歌を聞きながらついには一緒に歌いだす。これは日本でも公開された映画「恋恋風塵」台湾の侯孝賢の代表作。歌詞が大事なのでオリジナルは上なんですが、こちらも。。。李安然と涂俊が仲良く歌っているシーンと死に行く刘闻钦のシーンが交互に描かれ、涂俊の手がちょっとだけ李安然の手に触れたとき、広場の明かりが消えます。ちょうどその時に刘闻钦は腹を刺されよたよたと歩きながら、何とかカバンと取り戻して家に帰ろうとしてたがついに道に崩れ落ちてしまう。何とか息のあるうちに駆け付けることが出来た马田に刘闻钦は言います。救急車を呼ばなくて良い、そして、あの二人にこのことは絶対に言うな。彼の最期の言葉はこれでした。须知少时凌云志,曾许人间第一流彼はかつて涂俊と対岸のビル群を見ながらいつかそっちの人間になってやると夢を語っていたことを思い出しつつ息を引き取ります。马田は息を引き取った彼に言います。不知道(わからない)