生きるとは
私がいる緩和ケア病棟は、最期のそのときまで静かにすごす方もいますが、自宅と病棟を行ったりきたりする方もいます。
ご本人に痛みがでたり、ご家族に休みが必要になったりした時に、1,2週間入院しては、1,2ヶ月家で過ごす、というパターンが多いです。
今日、再入院されたMさんも、そんな感じの方です。80歳をゆうに超えてます。
「もうあかん、もうそろそろやろと思うわ。」と診察するなり話されました。
「先月もそう言って、モルヒネ増やして楽になったら、すぐ帰りましたやん。」
「なかなかお迎えにきてくれへんわ。もうエエねんけどなあ。」
死を超越された方はユニークです。