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テーマ:気になるビジネス書(248)
カテゴリ:読書
「トマ・ピケティの新・資本論」の序文を読みました。
本書は、フランスの日刊全国紙リベラシオンに2004年9月 から2012年1月まで毎月連載した時評を、加筆訂正せずに まとめたもの、ということです。 2004年~2012年という時期を特徴づけるのは 「2007年に始まったグローバル金融危機」です。 2度の大戦後の「栄光の30年」の後の規制緩和の結果、 金融システムと世襲資本主義が予測不能になり、不平等 の問題を解決できておらず、低・中所得層の所得と不平等 の拡大が特にアメリカで顕著になっている、とのこと。 本書の中では、特にヨーロッパの問題とその対策案を、 ピケティが論じているが、個人的には、この動きが、 英国のEU離脱、米国のトランプ大統領勝利に繋がって いる点に注目したい。 世の中の流れを把握するためのStudyを継続していきたい。
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最終更新日
2017.01.08 21:24:01
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