品川は、古くから交通の要衝として、首都・東京の玄関口にふさわしい風情のある地区。この「首都・東京の玄関口」だという自負が、「ゲート」という英語に滲み出ている。高輪の駅名は「ゲートウェイ」、大崎の駅前は「ゲートシティ」だ。
山手線では実に46年ぶり、京浜東北線では19年ぶりとなるJR東日本の新駅「高輪ゲートウェイ」が2014年に開業した。品川駅とその周辺では、2011年から車両基地の再編が進められていた。国際交流拠点「TAKANAWA GATEWAY CITY」だ。新駅の奇妙な駅名は、このエリア名に由来している。
写真の南仏プロヴァンス風と謳った広場を持つ「ゲートシティ大崎」は、1999年に開業した。大崎駅東口第2地区市街地再開発組合が、このエリアが東京の玄関口となることを願って付けられたという。
南仏プロヴァンス風のゲートシティ大崎ー1
南仏プロヴァンス風のゲートシティ大崎ー2
南仏プロヴァンス風のゲートシティ大崎ー3
南仏プロヴァンス風のゲートシティ大崎ー4